作:秋月こお

イラスト:かすみ涼和

徳間書店(キャラ文庫)

2002.2

超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません


人間に変身できる猫、シータと二人暮らしを始めた光魚。

相変わらず彼ら一族には振り回されっぱなしだが、人間界での彼らの権力や財力は間違いなく本物。

そのため光魚は今まで諦めていた念願の画家を目指すため、大学を中退して専門学校に移った。

同じく東大に編入したシータは、「我らが王都」の再建を始めると言い出して……


え、遺跡発掘?!

いきなり話の規模がどえらい大きくなっていてびっくりしました。


しかし光魚くん、シータ(金持ち)のヨメになるなら画家を目指すって、やっぱりちょっとどうかと思ってしまいました。彼の両親の意見に同意。

なんかここまでに「画家になりたい……でも」って前振りがあればもうちょっと自然に受け入れられたかもしれないのですが。

お金があるから自分は遊んで暮らしてもいいよね?って感じに見えてしまうんだな、どうしても。


あいかわらず光魚の適応力の高さや、アップダウンの多い感情表現や真意の見えない行動(なんでここまできてシグマとキスするの?!)にええっと思わされることも多かったけれど、なにせあの突拍子もない人猫一族のヨメはこれくらいの適応力がなきゃやってられないのかもしれません。


遺跡は再建するわ、マスコミはやってくるわ、果ては次世代。

最後はとっても規模の大きな大団円でした。


王様な猫の戴冠―王様な猫〈5〉 (キャラ文庫)/秋月 こお
¥570

Amazon.co.jp