作:伊郷ルウ

イラスト:宗真仁子

講談社(ホワイトハート文庫)

2005.10

超個人的評価:★★★☆☆


この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。


ダイニング・バー<ロマネ>を経営する小石川翔、40歳。

今彼の家にはかなり年の離れた居候がいる。

彼の名前はクラウス。

良質なワインを探して小石川がミュンヘンを訪れた際に出逢った25歳の青年だ。

ソムリエを目指すクラウスは小石川のワインへの情熱に惹かれて日本に来てしまったというのだが。

彼は雇い主であり部屋まで提供した小石川を礼の代わりに抱きたいと言ってきて……


年下攻めです。

25歳のソムリエ見習い×40歳バー経営者。

年齢による考え方の違いやすれ違いによる誤解なんかがあって、年の差カップルの醍醐味はばっちりフォローしているかと思います。

ただし、主人公の小石川さんがわりと若作りというか見た目も考え方も割と若いんですよね。

なんかそれがもったいないなーという気がしました。

どうせ年の差カップルなんだし、40代だったらどっかにもうちょっとオジサンっぽいところがあったほうが個人的にはときめいたかも。

や、別に私はオヤジ好きというわけでもないんですけど。


冒頭いきなり二人がわりといちゃいちゃしているところから始まって、ちょっとびっくりしました。

うっかりシリーズものの途中から買ってしまったのかと確認したらそういうワケでもないようで。

作中、二人の出会いはさらっとしか語られません。

結構ドラマチックだからどうせならそこから読みたかった気がします。


ライバルが結構簡単に諦めたり、愛という言葉が頻出したり。

BL=ファンタジーだなあという部分も見えますが、まあこれはこれでありかなあという気もします。



ロマネの夜に酔わされて (講談社X文庫―ホワイトハート) ロマネの夜に酔わされて (講談社X文庫―ホワイトハート)
伊郷 ルウ

講談社 2005-10
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