作:野沢尚
幻冬舎
2003.5
超個人的評価:★★★☆☆
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大学の研究員と殺し屋、二つの顔を持つ男シュウ。仕事の腕は良いが繊細で傷つきやすいのが悪い癖。そんな彼に依頼された7つの事件。
殺し屋という職業をこなしながらもどこか人間くささが抜けない主人公のシュウが愛しかった。
殺したあと被害者の願いを叶えてあげたり、時には拳銃をパートナーと呼び添い寝をしてみたり、ソープにつとめる女の子に本気で恋をしてみたり。
彼もだけど彼の所にやってくる依頼の依頼人もたいがいセンチメンタルだなあ。
物語は過去。彼が殺し屋になったきっかけから始まります。
これはシュウという人物を理解する上ではとてもわかりやすいんだけど、なんか不思議な気がしました。
よくある物語の定型というか無難な展開だと現在~過去(回想)~現在なのかなあと。
ラスト、兄弟子との戦いが思いの外あっさり終わってしまったのがちょっと残念と言えば残念です。
随所に出てくる銃やカクテルがその世界観を彩っていて、それがとても印象的でした。
