作:剛しいら
イラスト:タカツキノボル
幻冬舎(リンクスロマンス)
2008.5
超個人的評価:★★★+☆☆
この本はBL(ボーイズラブ)です。苦手な方もしくは言葉の意味がわからない方は見ない方が良いかもしれません。
アメリカの田舎街で獣医として働く良宏は、ある日銃で撃たれた狼の手当した。
人に慣れている上妙に賢くて、自分でテレビまでつける狼を不思議に思いながらも、一緒に過ごすうちに情がわいてくる良宏だったが……
ある朝目覚めると隣で寝ていた狼は美貌の男に姿を変えていた。
カイルと名乗る男は自分が百年以上の時を生きる人狼で、良宏もその同族だと告げるのだが……
剛さんの作品で、なおかつ人狼と聞いては買わずにはいられませんでした(獣スキー)
適度にライトで葛藤もあり楽しかったです。
肉とそれ以外はわずかな食べ物しか受け付けない体質だった良宏。
自分がカイルと同じ人狼につらなるものだと知らされ、押し切られるままに体を許してしまいます。
そんないきなりな展開も、今まで人と違うという理由でまわりに壁を作っていた良宏が受け入れられるという葛藤があるから納得して読める。
その後もっとベタで王道ドラマチックな展開(たとえば命をかけたやりとりとか)になるのかと思いきや、意外と平坦なままで終わってしまいました。これはこれでおもしろかったのですが、なんか不思議な感じ。
人狼には男しかいないそうですが……そこはなんでとかつっこんじゃいけないんだろうなBL的に。
そういえば狼男っていうのはよく見かけますが狼女ってあんまり聞かないですもんね。
なんでだろう。
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