作:ポー
訳:佐々木直次郎
新潮社(新潮文庫)
1951.8
超個人的評価:★★★☆☆
収録作品は「モルグ街の殺人事件」「落穴と振子」「マリー・ロジェエの怪事件」「早すぎる埋葬」「盗まれた手紙」
一応自称ミステリファンを名乗っている以上読んでおこうかと思って(いまさら?)図書館で借りてきました。
ポー、以前大学で黒猫(や、あっちは怪奇小説分類ですが)は読んだので、今度はこちらを。
翻訳物の文体は苦手なので相変わらず時間はかかりました。こんなに薄いのに。
表題作は推理小説の祖と言われてるお話。
事件→新聞による証言→探偵役デュパンの推理という構成や理屈理論で事件に立ち向かうデュパンにわくわくしながら読みました。
それだけにあのオチ?は驚愕でしたが……
「マリー・ロジェエ~」
デュパンが新聞各紙の矛盾をばしばし否定して真実をみつけていくのは楽しかった。
けれどあの微妙に完結しない感じにはもやっとさせられました。
「落穴と振子」「早すぎる埋葬」
ミステリではなく恐怖モノというのかな。
長々とした描写はすごいとおもうけど、「それで?」感もぬぐえない。
「盗まれた手紙」
ここまで読んできた疲れか、読んだというよりはさらっと目で追ったという感じになってしまった。
んん?というところも多々あり、特に回りくどいなあという印象でした。