作:三浦しをん
文藝春秋
2006.3
超個人的評価:★★★+☆☆
たった一人で便利屋を営む多田啓介。
お見舞いの代理、ペットの世話、庭の掃除まで、そこそこに忙しいながらも平穏な生活を送っている彼のもとに元クラスメイトの行天が現れた。
昔と180度性格の違う行天に戸惑う多田だったが……
気がつくとなし崩し的に居候されることになっていた。仕方なく便利屋のアルバイトとしてやとうことに。
いい年をしたおっさん二人の便利屋物語。
扉のイラストが素敵すぎます。
って、なんかひさしぶりの読書日記だから何から書けばいいのかとまどい気味です。どきどき。
本を読んでいなかったわけではなく、読んだ本をためていただけです。がんばろう。
ええと、直木賞受賞作!!と銘打ってあったのでちょっと期待して読み始めすぎたかも。
断じてつまらなくないです。むしろ楽しかったんだけど。
多田と行天のかけあいは秀逸だし、二人の関係はほどよくヲトメ心も満たしてくれるし、サイドのキャラやストーリーも
悪くない。
うん。
以下若干ネタバレ的感想。(反転)
ちょっとひっかかったところとしては何で昔の行天をただしゃべらない人にしちゃったのかなと。
多田が行天を嫌いだったっていう理由がちょっと薄い気がしました。
だって、糸鋸作業中に椅子を出しとくってものすごい悪意じゃないですか。軽い気持ちでって言ってもさ。
だったらもっと行天を多田が嫌える感じの人物造形にした方がいいんじゃないかなーとか考えてみたり。
どっちかっていうと一冊完結じゃなくて、もっと何冊もシリーズで出してくれたら楽しいのにな、とか思ってみたり。
超個人的な感想として、シリーズで何冊かあってその番外編の二人の再会の話みたいだなっていう印象が残りました。
しないかな、シリーズ化……ううむ。
- まほろ駅前多田便利軒/三浦 しをん
- ¥1,680
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あんまり関係ない話ですが……
この本、私は近所のB○○K○FF(伏せ字?)で買ったのですが……
中がちょっとひどい状態でした。
人物名とその人の行動や特徴にことごとく赤で線がひかれておりますた。
しかもほとんどのページにぎっしりと(泣き)
ちっとも本文に集中できなかったよ馬鹿!!
えーと、ぜったい前のこの本の持ち主はこれでレポート書いてます。
文学部系の大学生だと推定します。
でも、そんな本売るなよ自分で持ってればいいじゃん。
しかも買うなよB○○K○FF!!
840円もしたのに!!
悔しいのでいつか文庫版とかが出たら買い直そうと思います。
