こんばんは♪アライズの高橋です。
いよいよ本日から4月が始まりましたね
新年度です・・・新社会人のようにフレッシュな気持ちで仕事に日々精進し取り組みたいと思います
そこで普段、時間の関係もありブログではあまり書いていない(作業しながら撮影していると時間が掛かってしまう)整備ブログのようなもの
も少しずつ書いていこう思います。
今回は、
「マメなオイル交換や定期点検整備は重要ですよ」という修理事例をご紹介します。
先日、他店様でご購入されたW210系Eクラスワゴンが緊急入院されました。
走行不可能という事でJAFさんのレッカー車で運ばれてきたのですが、「嫌な予感」が・・・
作業場へ入れてエンジンルームを見てみると・・・
ファンベルトがありません
当たり前です肝心のベルトは・・・
さきイカみたいに細切れ状態です
ものすごく久しぶりです。こんな状態のファンベルトを見たのは・・・
ベルト劣化の原因も少しだけ考えられるのですが、一番の要因は・・・
オイル漏れ&冷却水漏れです
ちょっと漏れてますねぇ~、というレベルではありません
まずは、オイルまみれになっているエンジンルーム洗浄から始めるのですが、簡単な作業(洗浄)ではありません・・・
オイル洗浄の他に、エンジン本体に溶けてこびりついたベルト片を除去する作業が超厄介なんです
至る所に小間切れになった小さなベルト片(ゴム)を丹念に落とさなければなりません
綺麗にしたエンジンが、
ここまで綺麗にするのに何時間もかかります
その作業が終わって、ここからが本番でもあるオイル漏れ箇所の特定や水漏れ箇所の特定をして修理を始めるわけですから、時間はもちろん費用も掛かってしまいます。
今回の修理は、点検整備を専門工場やディーラーで定期的に行っていれば防げた内容です。
目視だけでも発見できるような場所ですから、せめてマメにエンジンオイル交換でもして頂けていれば・・・
た・だ・し定期点検整備やオイル交換と言っても、
ガソリンスタンドやカー用品店で発見しても専門的な知識がないので、
「触らぬ神に祟りなし」「三猿(見ざる 言わざる 聞かざる)」ですから、車両オーナーさんが状態を知る事がない可能大です
「整備もオイル交換もガソリンスタンド(カー用品店)でやってたのに・・・」と後悔しても、そんな場所を選んだのはオーナーさん自身というのを忘れないでくださいね。
オイル関係(エンジンオイル・パワステオイルなど)は、ゴム製品を劣化損傷させます。
今回はベルト損傷(主原因はオイル漏れ)でしたが、例えばクーラントホースに付着するとプヨプヨに膨れ劣化し、そのまま放置すると破裂してクーラント(冷却水)が漏れます。クーラント漏れは最悪のケースだと・・・エンジン破損&オーバーホール=超高額修理費用となります
最後にPR
他店購入のお車でも修理・定期点検・車検・オイル交換・ナビゲーション取り付け・バックカメラ取り付け・ドライブレコーダー取り付け等々なんでもOKです。
快適・安全・安心をお求めの方はお気軽にご相談ください