今回からエンジンを分解していきます。
プーリーを外し、フロントカバーを外します。
オイルポンプ一体のカバーになっています。
オイルパンから吸い上げられ、オイルエレメントにオイルが行きます。
写真だと上の丸い部分から吸い上げられ、中心から右下へ向かっていきます。
オイルポンプです。
リリーフバルブです。
可変バルタイ機構の制御をしているコントロールバルブです。
電磁石によってカムシャフト中央のスプールバルブを動かし、油路を切り替えて、バルブタイミングを変更しています。
ロックピン、コントロールバルブ、スプールバルブが固着し、バルタイ機構が正常に作動していない車両もあります。
バッテリーを外した直後、低速トルクが無いなぁ・・・や、パワー&トルク感が無い時に疑ってみる場所です。
チェックランプが点灯しない場合でも、トラブルが起きている事もあるので、診断機等によって、作動を確認しています。
フロントカバーが外れたエンジンです。
タイミングチェーン方式になっています。
チェーンテンショナーはオイルにて保持しています。オイル管理が悪いと、ここの通路が塞がり、異音が発生する事があります。
オイル交換はこまめに行うのがお勧めです。
チェーンを外したらいよいよヘッド部分に取り掛かります。