詞「一瞬でも」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 
 
西陽の差すグラウンドに歓声
興味のないフリで窓から眺めてた
あとわずかだって知っていたのに
遥か遠くに別れを置いてた
 
澄んだ瞳に言葉は閉ざされ
鼓動を塞ぐように わざと避けてた
 
君に少しでも近付く勇気があったなら
僕にも青々とした春が見えたのかな?
 
卒業証書で素振りする 無邪気な君
その隣に一瞬でも立ちたかった
 
咲くことも散ることもない恋でも
澄んだ瞳に一瞬でも映りたかった
 
 
 

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