詞「美しい朝」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 

 

沈むこんだ君の幼気な瞳

今夜はぐっすりと寝かせてあげる

触れるもの全てが棘になるから

静かな崩壊 空っぽな夢

 

甘く淡いキスの紅を引く

鼓動の一切が剝がれ落ちないように

時計に目を凝らさないで

涙が出ても撫でてあげる

 

そのうち朝が来るから

君は余韻の中 眠ればいい

「おはよ」って隣で微笑む

そんな朝はきっと美しい

霧のはれた日に目を開けて

 

 

 

 

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