詞「時計の針が動き出すのを」 | 「空虚ノスタルジア」

「空虚ノスタルジア」

オリジナルの詞や小説を更新しているアマチュア作家のブログです。

 

 

 

時計の針が動き出すのを

傾きながら 俯きながら

迷子の子供のように待ち侘びる

 

今日の終わりが訪れるのを

犇めきながら 壊れながら

マリオネットのように焦がれる

 

この肩を掴んで揺らして

静寂があまりに騒がしいから

枯れ果てた涙をすくって

白紙があまりに訴え掛けるから

 

 

 

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