君のオネダりは魔術のようで
僕は見事にコントロールされてる
他の男の影がチラホラ見えるのも
君が巧妙に仕組んだトラップ
辺り一面に火の粉を撒き散らす
それさえ美徳だと錯覚させて
愚かな男の性を鷲掴み
危険な果実ほど齧りたい本能
だけどね君は男を手玉に取る度に
愛というものから確実に距離を置く
嘘で嘘を塗り固める偽りの人
だからね徹底的に振ってあげる
悔しさは他の男で埋めてよ
君の筋書きは最早 夢物語
真実の君にはもう戻れない
哀れで惨めな仮面に
黒薔薇を捧げてあげるね