「学校では教えてくれないアーティストのなり方」
（「ART IS LIFE」by PESU ）
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ブルックリン、ヲウチギャラリーにて。
フェイスブックでも、写真などをアップしてま～す。
https://www.facebook.com/arisaitaminy
前回のつづき。。。
ニューヨーク在住の友人でもあり尊敬するアーティストの一人
PESU ARTさんを紹介したい。
彼の作品と初めて出会ったのは、おそらく２００５年くらい。
ふとノリータ地区を歩いていたら
彼の作品が大きなブティックに飾ってて
たしかキース・ヘリングのお店のすぐそばだったかな。
あんな斬新な絵を始めて見たから
ずっと、忘れられなくて
いつの間にか類友で引き寄せられてからの友人です。
その彼に、インタビューした。
めちゃくちゃ忙しいスケジュールの中チャットしてくれて
さっきも、いきなりライブペインティングの依頼がきたから
行かなきゃって、タクシーでやり取りさせてねって。
そんな心がめちゃ広い、愛されるアーティストです。
＊Ouchi Gallery では、５年ほど前に彼の個展をしている。
（ちなみにPESUさんとは記憶を失うくらい飲み明かしたことがある☆）
「ART IS LIFE」by PESU
NYに来たのはいつ？
２００５年です。
NYに来た理由は？
CA に３年半住んでいて、アメリカでアートが一番凄いのはNYだと聞いて、いっちょ、NYに勝負しにいってやろう！みたいな漠然とした気持ちで来ました。
来てからどういうふうにアート活動してた？
CA で個展やライブペイントをしていたので、NYでも同じようにしていました。ただ違ったのが、NYの人々は絵に近く、仕事に繋げてくれる方々が圧倒的に多いんですよね。未だにストリートで絵を描いてますし(笑) 家でも絵を描くし、外でも絵を描いてる感じです。活動はあまり変わりません。
来た当時の活動は、ラップをやっていたので Hip-Hop 関係の友人が多く、夜のクラブ、ラウンジ、バーで絵を描いていました。天気のいい日は Union sq や、Central park, Columbus Circle, Times sq, Soho, 色んなところで絵を描いてました。
そこで転機となることや大きなチャンス、出逢いなどあった？もしあればストーリーを教えて。
そこで出逢った方々からのオファーで様々な企業とお仕事させて頂きましたが、やっぱりアートバトルで勝ったのが転機ですね。2005年、連続優勝したその後に「LIFE IS ART」と絵を描く右腕に彫りました。もう逃げれないってのと、絵と生きるって覚悟を決めた瞬間でした。
大手との仕事ですが、MTVの時はアートバトルで出演し絵を描いて、NIKEid の時はモデルさんに絵を描いたり、COACH の時は４時間で２８個のバックを描いたり、（これが一番きつかった）絵を描いてます。
その時はアートだけで食べていけてた？
何とも言えなかったですね。メトロカード買う札もなくて小銭片道切符でコロンバスサークルなどに行って絵が売れなければ歩いて帰るしかない、みたいな状況作ったりして、でも売れない時はほとんどありませんでしたね。（三回くらい歩いて帰ったことがある）
２００５年から２０１３年までの大きな仕事
2005, MTV, EVISU International
2006, Sun Dance Festival
2007, NIKE iD, EVISU,
2009, COACH
2010, Earthday NY, Whole Foods
2011, J.crew
2012, American cancer, Lacoste Live
2013, ENK international
と、大手でいうとこんな感じです。
コレクターはできた？コレクターやファンとの出会いにより何かが変わった経験はあった？
もちろんです。でも、自分の場合は元々コレクターの方もいますが、PESU ART と出会って絵に興味を持ち何枚も買ってくれるお客様が多いです。
なぜコレクターはPESU ART から絵に興味をもちはじめたの？
LIFE IS ART を感じてくれたからだと思います。
その当時からライバルのような存在のアーティストはいる？
めちゃくちゃいます、笑。が、自分が一番すげーと思っています、笑。そう考えないとやってけない職業だと思いますので。
日本にいるアーティストへですが、アートで食っていくことは出来ると思う？
自分を100%以上信じる事が出来れば出来ると思います。自分は２０歳まで日本に住んでいて自分を信じていたんですが、どうしても周りが気になっちゃって。。というのも、日本の雰囲気が、絵描きはデザイナーやイラストレーターにならなきゃいけないのか？というのがあって、その肩書きならば結構簡単にアートで食えるのではないかと思います。自分は小さなこだわりでアーティスト、芸術家になりたかったので、自問自答し、HIPHOPのGraffiti やスケボーをやっていたのもあり、アメリカに夢を叶えに飛びこんじゃいました。でも、アメリカに来た理由はあくまでも絵で大成功し、日本で絵を描いて生活する環境を作る為です。いつの日かわかりませんが、骨は日本で埋めたいです。
今はアートだけで生活している？
はい！
アーティストで生計を立てるとは絵を買ってもらうことが基本なの？それとも他に方法はある？
絵描きならそれが基本ですが、あくまでもキャンバスに描くのが基本で、自分のアートをどこまで広げれるか？が鍵だと思います。自分のアートを世に広げるってのと、自分のアートのジャンルを広げる。自分がこれはアートだ！と思えばアートだし、アートなんですよ。よく何のジャンルのアートなんですか？と聞かれますが、PESU ART と答えています(笑)。実際自分は現代アート、グラフィティ、ウェブデザイン、デザイン、イラスト、ファッション、と色々やるのですが、全て PESU ARTであって、それ以外も絵が関係しているならなんでもやります。そして、そこからキャンバスまで引きつけます。自分の絵の価値を知っていくのと、絵を買ってもらう戦略も大事かと思います。
これは余談ですが。。実際、絵で生計を立てたかったら簡単な事で、絵が売れないと死ぬ。ってとこまで自分を持っていくんです。そうすると、嫌でも売り方がわかるようになります。人間死ぬ気でやれば何でも出来るし、簡単には死なないのです。
副業は必要？副業はどう捉えるべき？日本でフリーターをしながら、夢を追いかけてるっていう姿は、ネガティブに捉えられるみたいだけど、どう思う？
副業はやりたい人がやればいいと思います。副業で稼いだお金を自分のやりたい事に投資すれば立派なことだし、誰に何を言われようと自分が何をしようと、夢を追いかけるってのは素晴らしいことだと思います。
私の意見（前回のブログ内容を参照）を伝えた。
自分も心から今はそう思えます。というのも、アートバトルを優勝したり、大きな仕事をして名声やお金を沢山頂いた時に、自分は飲まれてしまい傲慢になってしまった時期がありました。正直、今でもそれと戦っています。自分はいくつになっても乞食になっても、絵さえ描けていてれば幸せだと思っていたのに、気付いたら何も見えなくなっていて、糞な男になっていたんです。それを気付けたのは、自分の絵を応援してくれる方々に恵まれた事と、ずっと誰かを、自分を、幸せにする絵を描こうと描いていたからだと思います。これからもブレずに本物を目指し、日々精進していきたいです。合掌
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THANK YOU SO MUCH PESU (^-^)/
明日、ブルックリンのダンボ地区でPESUさんの個展クロージングパーティーがある。
足を運べる方は是非、彼のアートを堪能してほしい！
詳細：
CU TMRW!
#SATURDAY #PesuArtSoloExhibition Closing Reception: #March1st 5:00pm - 10:00pm
#LiveArt by #PESU (7pm - 8pm)
Live #VinylDj by #DjMonchan
@ #BETSEYLEE 26 Jay St, #Dumbo #Brooklyn #NY Price: No Cover
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