バレエの基本中の基本 ルルベ~バレエのレッスン疑問点 no.17~ | 瀬間亜理砂バレエ教室のブログ

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バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、ずっとバレエのレッスンをしている方にも、バレエのお悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

こんにちは

愛知県名古屋市にある瀬間亜理砂バレエ教室です

 

バレエの基本中の基本なんだけど、基本すぎて今更人に聞けないような疑問って、結構お持ちなのではないでしょうか?

バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、もうバレエは随分習っている方にも、お悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

 

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《バレエの基本中の基本 ルルベ》

ルルベ relevé

・・・フランス語 

持ち上げる、引き上げられた等の意味

バレエにおいては、

踵を高く上げて、

つま先立ちになっていく状態を指します。

 

 

バレエシューズの場合は、

5本の足指の裏(腹)で立っていく状態となり、指だけで立ちます。

トウシューズの場合は、

ポアント(トウシューズの先)で立っていく

状態の事を言います。

 

ですが、普段レッスンやリハーサルで、

トウシューズで踊っている時に

つま先立ちになる時には、

ルルベとはあまり言わなく、

ポアントと言われる場合が多いかもしれません。

 

私の場合ですが、

トウシューズで踊っている時に

ア・テールからとかプリエから

ポアントに立つときには、

『ルルベ アップ!』と言い、

ピケでポアントに立つときには、

『ピケ!』とか『ポアント!』と言います。

 

バレエシューズでルルベに立っている時には

『ドゥミ・ポアント』という場合があります。

 

ピケ piqué

・・・フランス語 突き刺すの意味

バレエにおいては、

片足を伸ばしたまま床に突き刺すように

ポアントまたはドゥミ・ポアントに立つことを指します。

 

ドゥミ・ポアント demi pointe

・・・フランス語 

demi 半分の

 

ポアント pointe

・・・フランス語 先端の 意味

バレエにおいては、

トウシューズで立つこと、

または

つま先を伸ばした状態の事を指します。

 

ルルベはポーズではなくパです。

 

ドゥミ・ポアントやポアントに

立っていることを言うのではなく、

 

ドゥミ・ポアントやポアントに

立っていく動作を言います。

 

まずは足裏のアーチ構造を使って立ちます。

 

親指の付け根、小指の付け根、踵の3点が、

真っ直ぐ上から床を押し、

5本の指は線のイメージで

真っ直ぐ上から床を押します。

5本の指で真っ直ぐ床を押すことにより、

足裏の筋肉を収縮させ

3つのアーチ構造をしっかり支えます。

 

足裏のアーチ構造を支えるために、

体幹を使って上半身を引き上げます。

 

内腿の一番上を寄せ上げ、

下腹の奥の方を背骨の前側にえぐり上げるようなイメージを持つことで骨盤を真っ直ぐに立て、

骨格アライメントに沿って真っ直ぐ上に向かって引き上げます。

 

ルルベに立ち上がっていくためには、

その引き上げた状態から、

足指の裏(腹)で床を押すことにより、

足裏、踵を出来る限り高く

指だけで立つ状態まで引き上げていきます。

 

そして、

飛び上がっていないか、

足指が縮こまっていないか、

親指や小指のどちらかに重心が偏っていないか、

膝は緩まず真っ直ぐに伸ばすがグッと力を入れていないか、

ふくらはぎや前腿に体重を乗せて(もたれて)いないか

注意します。

・・・これらは身体の余分な筋肉に力が入ってしまいますし、無理して動くことになるので怪我をしてしまう可能性が出てきます。

 

ですが、

ダメなことを考えて動くと

脳からダメな筋肉に

指令を送ってしまいますので、

イメージトレーニングをします。

 

やらなくてはいけない事

・足裏のアーチ構造を作る 

・骨盤底筋群を使って骨盤を真っ直ぐ

・骨格アライメントに沿って真っ直ぐ伸びる

・股関節でアンデオールし続ける

・足指で床を真っ直ぐ押し、足裏を引き上げる

・足指で床を押す下向き↓の力と均等をとる意識で、足裏から頭の先までは上向き↑に伸ばす・引き上げる

 

これらのやらなくてはいけない事の正しいイメージトレーニングをしてルルベに立ってください。

そしてルルベに立っている間中、

ずっとイメージし続けてくださいね。

 

ですが、

こんなに色々なことを考え続けられない!

ですよね・・・

 

凄く高い戸棚の上のものを背伸びをして取る

とか、

自分の目の前に塀があって、

その向こうを背伸びをして見続ける

とか

 

そんなイメージをして見たらいかがでしょうか?

 

 

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