バレエの基本と体幹 アン・デオール(ターンアウト)~バレエのレッスン疑問点 no.13~ | 瀬間亜理砂バレエ教室のブログ

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バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、ずっとバレエのレッスンをしている方にも、バレエのお悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

こんにちは

愛知県名古屋市にある瀬間亜理砂バレエ教室です

 

バレエの基本中の基本なんだけど、基本すぎて今更人に聞けないような疑問って、結構お持ちなのではないでしょうか?

バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、もうバレエは随分習っている方にも、お悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています

 

バレエの基本と体幹 アン・デオール(ターンアウト)

 

バレエの基本中の基本であるアン・デオール(ターンアウト)

en dehors フランス語で 外側に という意味です。

 

バレエでは

股関節から足を外向きにして立つ

という、基本の意味で使われます。

 

脚の内側の筋肉を使うので、形が良く、強い足になります。

しかし、このアン・デオールが正しい筋肉の使い方でできないと・・・

 

余分な筋肉が発達してしまい、

見た目も悪くなりますし、

余分な力がはいって

本来動かさなくてはいけない筋肉の動きを止めてしまいます。

 

アン・デオールを正しい筋肉を使って行うためには体幹を使います。

 

まずは、骨盤を真っ直ぐ立てることが大切です。

 

バレエのレッスン疑問点でずっと体幹のお話をしてきました。

骨盤を自分の意志で動かし、安定させるためには

どの部分の筋肉を使ったらよいのか理解して動くことが大切ですね。

 

アン・デオールすることも正しい部位を理解して動いてください。

 アン・デオールする場所は股関節で

 

そして股関節を外旋するために助けるのが

お尻の奥の方の筋肉(・・・深層外旋六筋)です。

 

深層と名前についているくらいですから、体幹の深層筋ですね。

ですので、アン・デオールする時にお尻の表面の筋肉に力を入れてしまうと、

本来働かなくてはいけない深層外旋六筋が働きにくくなってしまいます。

 

もう一つ、

股関節をスムーズに動かしキープし続けるために

体幹と足裏の筋肉を使って

股関節の部分を広げる・隙間を空ける

(・・・逆方向に引っ張る)イメージをすることも大切です。

 

 

バレエのレッスン疑問点というブログを始めたのに、ずっと今まで体幹のお話ばかりでした。

今回から、バレエの基本のお話です。

基本中の基本のアン・デオールの説明でこれだけ体幹が必要になってきます。

 

体幹を気を付けて動かないと

余分な筋肉が発達してしまうだけでなく、

怪我にも繋がってしまいますので、

大好きなバレエをずっと踊っていくためには

本当に体幹が必要なのです。

 

 

そして、バレエの用語は主にフランス語から来ていますが、

私達はその用語を形で覚えてしまうので、

ポーズ(・・・ポジションの型枠にあてはめたような感じ)になってしまう方が多いと感じます。

 

バレエの用語は

ポーズではなくムーブメントと考えてください。

 

アン・デオールも脚を開いたポジションの型枠に自分をあてはめるのではなく、

アン・デオールしていくこと、

股関節から脚を外側に開いていく動き(ムーブメント)として考えて、

そのポジションでキープしてる時も、

アン・デオールしている動きを身体の中で感じ続けてください。

 

頭の中でイメージすることにより

自然と身体がそのように動くことが出来るようになってきます。

 

イメージしている段階で、

脳がそのイメージを記憶して身体に伝えています。

徐々にですが出来るようになってきますので、

イメージをすることがとても大切なのです。

 

 

 

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