こんにちは
愛知県名古屋市にある瀬間亜理砂バレエ教室です
バレエの基本中の基本なんだけど、基本すぎて今更人に聞けないような疑問って、結構お持ちなのではないでしょうか?
バレエ初心者の方も、これからバレエを習おうかなとお考えの方も、もうバレエは随分習っている方にも、お悩みがちょっとでも解決できるようなブログになれるといいな・・・と思っています
《肩・胸・腕に、つい力が入ってしまう人必見!》
バレエのレッスンやリハーサルの時、考えなくてはいけないことが沢山ありますよね。
振付の順番・・・音楽と合わせる・・・足先を伸ばす・・・引き上げる・・・ターンアウト・・・・・・
指導していると、
考えすぎて(!)結局どれもできなかった・・・(>_<)
と落ち込んでいらっしゃる方が多いように思います。
そんな時は、まず
深呼吸して息を吐き切りましょう!
そうすると肋骨が骨格アライメントでいう自然な場所に下がります。
深呼吸することで頭もすっきりします。
その次に下げた肋骨を維持しながら自然に呼吸をして
息を吐きながら
下腹がおへその後ろを通って背骨の前側を伝って頭の上まで抜けていくようにイメージします。
おへその後ろを・・・を
内臓の裏側をとか、骨盤の内側をとか、ご自分のイメージしやすい言葉を見つけてください
そして骨と骨の隙間がほんの少しでも広がるように
頭の先から足先・手先までを引っ張り合う感覚を持ってください。
肩も左右に広げる感覚です。
肩甲骨と肋骨は力を入れて動かないようにするのではなく、
正しい位置に置いたらその位置で背骨とは離して安定させておく感覚 です。
「骨格アライメントに沿って引き上げて」と考えた時に
肩・肩甲骨・肋骨まで一緒に引き上げないように気を付けましょう。
↑
これ一緒に引き上げたら・・・
肩や肋骨が上がってしまうと身体の表面部分にも力が入ってしまうので、肝心な骨盤周りに力が入らなくなってしまいます。
↓
肋骨が広がり胸から肩・首・肩甲骨に力が入ってしまい、腕や手先に余分な力が入ります。
↓
体幹の深層筋に力が入らないので身体が安定しなくなります。
↓
身体がぐらぐらすることに気がいってしまい、振付の順番を考えることも、音楽を聴くこともできなくなってしまいます。
!!!!!!!!!!!!!!
思い当たることがありませんか?
!!!!!!!!!!!!!!
レッスンの時に一度試してみてください。
簡単に言うと
呼吸をして、体幹の深層筋を使って骨格アライメントに沿って引き上げる
なのです。
そんなこと毎回注意されるからわかっていますよね。
試していただきたいのは、イメージするということです。
人間の感覚はお一人お一人違いますからイメージの仕方もそれぞれ違うと思います。
レッスン中にやらなくてはいけない事は言葉にしたら
呼吸をして、体幹の深層筋を使って骨格アライメントに沿って引き上げる、なのですが
頭で一生懸命考えても
深層筋は脳からの指令が届きにくいです。
イメージしてあげることで徐々に深層筋が働きだします。
おへその後ろを通る、
でピンとイメージが湧いて下腹がえぐりあがって引き上がれば
そのイメージを忘れないようにして、
レッスンが始まる時から終わるまで(本当は日常生活でも)
イメージし続けます。
ピンと来なければピンとくるイメージを探してください
体幹部分がしっかりして身体が安定してくれば、
気持ちにも少し余裕ができて、
振付や音楽に注意を向けられますし、
踊っている最中に先生の声が頭に入ってくると思いますよ。
こちらも覗いてみてくださいね→瀬間亜理砂バレエ教室ホームページ