わたし、自分の得意なことや 関心ごとが

可愛い雑貨を見つけること/文章を書くこと/食品の接客・販売/反射の統合ワークと、あまりに一貫性がないことに、どこか引け目を感じていたんです。「どうしてバラバラなんだろう?」って。

(おそらく、決めた1つのことを やり抜く方が素晴らしいってすり込みが、抜けていなかったのかと)


更に言うなら、統合ワーカーとして活動をしている人も、発達著しい子供と接する仕事だったり、人の身体に触れる仕事に従事している人ばかりに見えたりもして「販売職ばかりをしてきた自分は畑違い?」なんて、ちょっと斜に構えた時期もありました。


でも今から少し前に、唐突に「もしかするといつか、一見バラバラの得意なことが掛け合わさって、なにか形になるかもしれないな」と希望が湧いて、そして同時に「形にならないまま、終わるかもしれない。でも、それならそれで良いや」と諦めもついて、心にあった靄は晴れて、清々しさを迎えられたんです。わたしの心へ、安定が積み上がったからかな。


今となって思うのは、文筆家になること、雑貨屋さんを開くこと。

それらの夢は叶わなかったから、職業にしなかったからこそ、今も伸び伸びと制限なしに、好きなことをブログに綴れて、好みだけで寄せ集められた雑貨に囲まれて生活ができている、とも取れるんですよね。強がりでは無しに。


そしてまた月日は過ぎて、つい先日のこと。

統合ワークのお客さん宛に領収書を書いていた際に、百貨店で働く自分が立ち上がってくるのを感じました。「脈略の無さそうな仕事と見なしていたけど····なんだ、きちんと繋がっているじゃないか」と、ひょんなことから、自信を得れたというのかなぁ。


百貨店での接客と、自宅で提供するワーク、自分の中ではまったく別分野だと、それまでは振り分けていたんです。

でも、お客様を迎えること、お金をやり取りすることの責任感、細やかなホスピタリティが、わたしの体に根差されていて、わたしは右も左も分からないピヨピヨの仕事人じゃないんだ、胸を張って良い部分もあるんだって、但し書きを走り書きしながら、そう思えたんです。


これまでも接客業で、新しいお店へ立つ度に「経緯度が変わったとしても、わたしが立っているのはいつも同じ場所、時空を越えて売場は繋がっている」と、不思議な感覚を獲得していたものの、領収書の時には、それとは別ルートの繋がりを目撃したようです。

仕事って、わたしが捉えていたよりも うんと有機的なんですね。


うと ありさ 🌂🌈



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