連休前の空いているうちに行ってきました。
開山は応永11年(1404年)、信濃の国最初の曹洞宗の寺院。開基(建立)は仁科盛忠が、1221年に承久の変で戦死した仁科盛遠の菩提を弔う為、荒廃していた保昌院を改め霊松寺を建立したそうです。
黄葉した銀杏の葉と紅葉した楓が綺麗です。
1561年、仁科家は武田信玄によって亡ぶが信玄は五男盛信に仁科家を継がせ、1580年に高遠城主に任じます。しかし武田家も1582年、織田の大軍に亡ぼされ霊松寺も寺禄を失い、寺院維持に困窮します。
1647年、松本藩主小笠原右近大輔が霊松寺の復興を幕府に願出、三代将軍家光に許可されました。その後善光寺地震、明治維新、廃仏毀釈、第二次世界大戦、など幾多の災厄を乗り越えて、昭和60年に本堂、庫裡の大改築、霊松寺会館建立、山門改修、鐘楼建立、などを経て今日に至る。
と頂いた冊子に書いてありました。
正面に鐘楼
鐘楼からの境内
山門
本堂のご本尊(釈迦三尊)