少し前の記事にこんなコメントが来ました。
人の不幸は甘い蜜?それとも励ましてる振りをして自分に酔ってる偽善者?って…。
私は、女が絶えない父親を持ち、婚約者は他の女を妊娠させ婚約破棄、元夫からは3度の手術と心の病気でお金がかかると離婚され、今の夫からは幾度も嘘をつかれ騙されていました…。
大切な小さな命を失い悲しみが癒えない時に1年以上にわたる夫の嘘発覚…。
そんな時にある方のブログに偶然辿り着きました。
そして夫の不倫で苦しんでみえる人達を知りました。
私は、コメントをするようになりました。
私のコメントは少し異質だと思います。
だけどそれには理由があります。
10年ほど前に、私の勤務する漢方薬局に夫の不倫でうつ病になった患者さんがみえました。
私も離婚直後だったこと…いろんな話をしたり、いっぱい話を聞いたり…少し元気になられたと安心した矢先の自殺…。
自分チカラのなさ、どうして…という哀しみ…その方の夫への憎しみ…。
自分の不甲斐なさ…自分の言葉の甘さ…今でも後悔が残ります。
私は、頑張ってる人に頑張ってって言ってはいけない知識はあったけど、彼女を救う言葉を持ってはいなかった。
痛みを共感し、一緒に旦那さんを責め、慰めることしか私には出来なかった。
だけど…それだけではダメだったんだとブログの世界で人と関わるうちに気がついた…。
ちゃんと、その人の人生に責任を持たなくてはいけない言葉を伝えたい時、私の言葉はキツくなってしまうけれど、優しさだけが人を救える訳じゃない…。
私は、自分の心を大切にして欲しいこと、自分の軸で立って欲しいことを願ってコメントしている。
相手ありきの幸せは簡単に崩れる…。
自分を大切に出来れば人生の選択肢の軸がきっと強くなれる…。
嫌われることも誤解されることもあるけれど、私は2度と彼女を死なせてしまった後悔を繰り返したくない…。