2023年4月3日。
治療開始から57回目の通院。
この時点の歯の状態 →{上顎:固定仮歯、下顎:固定本歯}。
この日は、上顎の左奥に残してあった2本の自前の歯の、奥から手前の1本を抜歯する日。
前回の56回目の通院から1週間しか経っておらず、2回連続のオペとなるのは治療開始
してから初めてのことである。
上顎の左奥の2本は、上顎に義歯(入れ歯)をはめる時にこの2本に留め具を引っ掛けて
外れないようにしておくことが目的だった為、上顎が固定仮歯になって不要となったのだ。
(不要という言い方は変だが、下顎の固定本歯との噛み合わせを合わせる上でも、上顎の
歯周病菌を無くす意味でも、当初から抜歯することが予定されていたので納得の上である)
当日は久しぶりの抜歯なのでやはり異様に緊張はしたが、麻酔注射を何本か打ってスポン
と抜ける感じで短時間で処置は完了した。痛みも特に感じなかったのは幸いだった。
これで、残る自前の歯は1本だけだ。
当初はこの1本も抜歯する予定だったが、この1本はいわゆる「親知らず」になるそうで、
少し前に10万円かかる新しい延命治療を打診され金銭的な問題で断りを入れた歯である。
今後は大きな虫歯にでもならない限り、この歯はずっと残していくことになった。
さあ、これで予定されていたオペ(外科手術)は全て終了したことになる。
あとは、前回処置したインプラントが抜けて再埋入した部分の2次オペの経過を見ながら、
上顎への固定本歯の装着時期を検討していくことになる。ゴールはもうすぐだ。
つづく