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今回は、陰占の出し方と
陰占六文字の説明です。
☆陰占:現実行動(実際にどういう行動をとるか)
☆陽占:精神・本能(生まれ持った欲求)
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陰占六文字(いんせんろくもじ)
生まれた日□□月□□□□年
(日干)(月干)(年干) 天干(行動上の想念)
(日支)(月支)(年支) 地支(行動そのもの)
この六文字、どう出すのかというと
暦を見て、生まれた年月日を六十干支で書く。
それだけなのです。
☆迷うとしたら、この2点でしょうか。
1、月の上旬生まれの人の、月の干支。
2、1〜2月上旬生まれの人の、月と年の干支。
これは、以下の通り考えます。
1、節入日の前ならば
現在の暦より、ひと月前の月と考えます。
2、同様に、立春の前ならば
月は1月、年は前年の干支を取ります。
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☆文章だとわかりにくいので、図で見てみましょう。
<具体例>
1)2022年1/1生まれの命式(節入日の前)
2)2022年1/5(節入日)生まれの命式
3)2022年2/3(節分)生まれの命式
4)2022年2/4(立春)生まれの命式
↓↓↓
…お分かりいただけたでしょうか?
(迷ってない人は逆に混乱したかも。
そういう人はこの図は忘れてください。笑)
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(参考)
☆「節入日」は二十四節気のうち以下、12の日。
(年によって前後しますので、要確認です。)
立春(りっしゅん)2月4日頃(→寅月)
啓蟄(けいちつ)3月5日頃(→卯月)
清明(せいめい)4月5日頃(→辰月)
立夏(りっか)5月5日頃(→巳月)
芒種(ぼうしゅ)6月6日頃(→午月)
小暑(しょうしょ)7月7日頃(→未月)
立秋(りっしゅう)8月8日頃(→申月)
白露(はくろ)9月8日頃(→酉月)
寒露(かんろ)10月8日頃(→戌月)
立冬(りっとう)11月7日頃(→亥月)
大雪(たいせつ)12月7日頃(→子月)
小寒(しょうかん)1月5日頃(→丑月)
<参考> 素敵なページです♪ぜひご覧ください。
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陰占に関して、もう一つ。
この記事↑
読んだ方いらっしゃるでしょうか?
ノートの下の方に
大事な図が載っていたのです。
この写真の、
↑ここの部分。
拡大してみます。(はっ、字が汚い…)
これ、
陰占六文字(いんせんろくもじ)の
それぞれが意味するものなんです。
2016年受講した「流動法」のノートに
もう少しきれいなものがありましたので
そちらをご覧ください。
余談ですが、これは「清書用ノート」。
授業聞きながらだと私は
こんなに綺麗にまとめられない。
武者先生は講座の初日、
「ノートは2冊用意してくださいね。」
とおっしゃったんです。
1冊は、授業中に書くノート。
もう1冊は、清書用ノート。
授業で一度聞いたことを
清書しながらもう一度整理して
しっかり記憶に定着させるように。
大変でしたけど、そうやって
2回書くことを3年続けたおかげで
学んだことは今でも記憶に残っています。
ありがたいことです。✨
閑話休題。
長くなりましたが
今回のもう一つのお題を説明します。
〈陰占六文字/表すもの〉
□(日干)□(月干)□(年干)□天干(考え方)
□(日支)□(月支)□(年支)□地支(行動)
□□ー□□□□南□□□□北□□□□□□方角
□□西□□□□中央□□□東□□□□□□方角
□□結果□←□現在□←□スタート□□□時間
〈場所の名称〉
□(じざ)□□ (こざ)□□(ふざ)□
□(自座)□(臣座)□(父座)□
□(さいざ)□ (りっち)□ (ぼざ・ほうざ)□
□(妻座)□(立地)□(母座・朋座)□
〈意味するもの〉
(日干)自分自身・自分の心
(日支)配偶者・補佐役・家庭・内での顔(西)
(月干)子ども・部下・夢(南)
(月支)家系・自信・自分の立ち位置(中央)
(年干)父親・考え方・理想・知恵(北)
(年支)母親・友人・恋人・兄弟・同僚・外での顔(東)
となります。
これが分かると、陽占を出すときに
日干(自分)からどこを見ると
どの星が出るのか、を理解できるでしょう。
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算命学は
生年月日のたった六文字の干支から
さまざまなことを読み解きます。
それは、このように
十干、十二支と
時間、季節、方角などを結びつけて
様々な角度から見るからこそ、出来ること。
だからこそ
基本の意味をしっかり理解することが
総合的に読む力をつけるために
とても大事。
基本の意味を理解すると
丸暗記するよりも
応用して
多面的に考えられるようになります。
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焦らず、こつこつと
基本的なことをひとつずつ
積み上げて参りましょう。
(^-^)
ご参考になれば幸いです。