ヒプノセラピーを使ったセッションの内容をシェアします。

 

心がとっても軽くなると思います♪

 

 

 

 

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-ヒプノセラピー ワークショップより-

 

自分軸に戻る「魔法の言葉」

 

 

 

 

先生(以下S)

「ここにひとつのレモンがあります。(と想像します)

そのレモンを真っ二つに包丁でカットして、ガブっとかじる。

するとどうなる?」

 

 

クライアント(以下C)

「すっぱい」

 

 

 

S「ね♪ここのへん(あごの唾液腺)がなんとなくジュワジュワ~っと酸っぱい感じ。

でもレモンは実際どこにもありません。

妄想で肉体が反応してます。

 

 

 

じゃあ次。

私はこんな感じにしています。

(手をあごのあたりにそっと添えてうつむいています)

 

 

私はなぜこんな風にしているのでしょうか?」

 

 

C1「考え事をしてる」

C2「何か悩み事がある」

C3「歯が痛い」

 

S「実際に私は、“ねむい”というイメージでこうしていました。

今それぞれ色々感じたでしょ?

 

 

 

 

じゃあ今度は私がこうしている姿に対して

ひと言どんな声をかけますか?

 

例えば、歯が痛いと思った人は、大丈夫?と声をかけたりしますよね。

でも実際の私はただ眠いだけ。

 

ということは、実際の私の他に

みなさんのイメージの中にある別のイメージが

人数分存在しているということ。

 

 

 

 

 

悩んでるのかな?と思った人が、私に

大丈夫ですかって声をかけたのに何も答えてくれない。

そしたらどうしますか?」

 

 

 

C1「わたし嫌われてるのかな?」

 

 

S「ね!嫌われてるかな?になっちゃうんです。

実際の私は寝てるだけなのに。

じゃあ次の人は?

 

 

 

C2「私に話しかけられたくないのかな?」

 

 

S「ね!話しかけられたくないのかなとか、何か悪いことしちゃったのかな?っていう風になっていくんです。

そうやって展開していくのがわかりますか?

でも実際の私は本当は眠くて寝てるだけ。

ということは、皆さんが見ている私の本当の姿は

実はわからないっていうのが正解なんです。

 

 

 

 

そういうことってないですか?日常の生活で。取り越し苦労っていうやつ。

なんかすごい嫌われてるのかな?LINEが既読になってるけど返事がないとかってなると

嫌われてるかも・・・って

勝手に気まずくなっていって、

でも実際しゃべってみたら、なんてことなかったっていうようなこと。

 

 

 

 

そうやって私たちは自分のイメージしたものにすごい影響を受けて、

自分の心を動かしている、感じている。

その感じたイメージがどんどん進展していってしまって

嫌われているかもしれない、ってストレスになる。

 

 

 

 

そのストレスによって何が起こる?

体調が悪くなるってことが起こるのね。

ストレスで病気になる人もいるって話、聞きませんか?

 

だからそのストレスというものが、

自分の見ているものをどう感じてるか

そのイメージと妄想によって、

自分の中でマイナス展開、どんどん穴掘っていくみたいになって

それが、“もうダメだー!”みたいになる。

 

そういう風にして日常がちょっと難しくなっていったりする。

ということがあるんだっていうお話です。」

 

 

 

 

 

S「じゃあちょっと話を変えて

この会場で、どこから来ましたか?って聞かれたらなんて答える?」

 

 

C「私は○○市から来ました」

 

 

S「はい。じゃあ、北海道に旅行に行きました。

現地でどこから来たの?って聞かれたらなんて答えますか?」

 

 

C「○○県

 

 

 

S「そうですね。○○県という風になりますね。

じゃあ次、カナダに旅行に行きました。

カナダ人がどこから来たんですか?って聞いてきたらなんて答えますか?」

 

 

C「日本

 

 

S「ね、そうなんです。

じゃあ時が過ぎて宇宙旅行に行って、

火星人からどこから来たの?って聞かれたら?」

 

 

C「地球

 

 

S「そうなんです。コレ不思議じゃないですか?

火星人にどこから来たのって聞かれて○○市って答えないでしょ?

火星人はちょっと大げさだけど、カナダ人に聞かれて○○市って言わないのはなぜ?

 

それはカナダ人に○○市って言っても分からないんじゃないかな?って判断を瞬時にしてますよね。

○○市民でもあり、日本人でもあり、地球人でもある。

 

 

 

その瞬時の相手とのかかわりによって

自分がなに人かが変幻自在に変わっていく。すごくない?

これ、何をやってると思います?

何をやっているかというと、

合わせてるんですよね。

 

 

 

相手と自分を見て瞬時に自分のことをこういう人です、

私は○○市民です、○○県民ですと。

 

私たちは環境や話をする相手に合わせて、

自由自在に自分というものの姿というかアイデンティティを変えているんです。

 

 

 

仕事をしている時の私、

家にいてくつろいでいる時の私、

一人でいるときの私、

好きなことに没頭している時の私、

好きな人といるときの私、

嫌いな人といるときの私、

 

 

 

それぞれの色んな日常生活の場面での自分が

コロコロ変わっているという自覚が結構あると思うんです。

 

この中のどれが本当の自分なんだろうって考えたことありますか?

全部本当の自分なんですよね。

 

 

何を言いたいかっていうと、環境に合わせているんです。

変幻自在に変わっていく自分なわけですよ。

 

しかも合わせようと思って合わせてない。

 

その環境に入った瞬間にその自分になるという感じで

どんどん自分がその場その場でかわっていく。

 

 

家の中にいるとき、

お姑さんの前にいるときなど。

 

 

相手がどんな人かっていうことを読み取って、

そしてそれに合わせた自分にその瞬間変わっていく。

 

これは私たちが日常的に本当に認識的にやっていることなんです。

 

そのことに気付かないことによって、

ストレスをためていくことも実は少なくない、

ということをこれからお話していきたいと思います。

 

 

 

 

合わせすぎると疲れるというのは分かりますよね?

では、そういった色んな自分がいるんだけど、

どれが本当の自分なんだろう?

どの私でいたらいいんだろう?

特に仕事がきつかったりすると、ギャップが起きたりします。

そういう色々な自分、ここを解消していくための

 

 

【魔法の言葉】

 

があります。

 

 

 

それは

 

 

 

 

 

『~って感じているんだなァ私』

 

 

 

例えば、

 

 

 

  • 〇〇県民なんだなァと感じている私
  • 仕事をしていてがむしゃらになっているんだなァと感じている私
  • 一生懸命なんだなァと感じている私

 

 

全部、こうなんだなァ私、っていう風に持ってくるんですね。

 

 

 

 

これから本題を話しますけれども

 

怒りとか

悲しみ

自信がない、とか

不安

恐れ

 

 

そういったいわゆるネガティブな感情を持つとき

肉体の不調、痛みとなることがあります。

 

 

 

例えば

 

  • 頭が痛い・・って感じているんだなァ私
  • イライラする、あいつムカつく!・・って感じているんだなァ私
  • 昨日あんなこと言われて悲しい・・って感じているんだなァ私
  • 私なんか自信がない、ダメだな~私・・って感じているんだなァ私

 

 

 

 

じゃあ今からひとつやっていただきたいんですが、

 

  • 最近起こったちょっと嫌なこと
  • 面倒なこと
  • ハァ~!ってストレスを感じることなど

 

思い出した時に、ちょっとハァー!ってなります?

 

では思い出したその嫌な感じを味わってから、

 

 

『って感じているんだなァ私』

 

 

ってちょっと口に出して言ってみてください。

 

 

 

 

イライラだった人ならば、

 

あーイライラするー!って感じているんだなァ私

 

という風にやったときに

何か感じることありますか?」

 

 

 

C「ちょっと距離があった」

 

 

S「そうですね、距離を感じたんですね。

 

これはね、何をやっているかというと、

 

 

あいつムカつくー!って言ってるときは、

 

誰を

何を

 

 

見ていますか?

 

 

例えばAのやつムカつくー!

っていうときは

見てる場所はどこですか?

 

 

C「Aさん」

 

 

 

S「でしょ。じゃあ、

 

Aのやつムカつくー!

 

って感じているんだなァ私

 

になるとどこを見ているでしょうか?

 

 

C「自分

 

 

S「そうなんです。ここがすごいポイントなんです。

 

外に向かっていた感情を、自分に戻してくるんですね。

 

そうすると、わき目も降らずにワー!ってなっていた感情が

 

って感じているんだなァ私

 

となることで焦点が変わってくるんです。

 

自分の所に戻ってくる。

 

それによって客観性が出る、という言い方も出来るし

或いは、自分の軸に戻ってくる。

 

外に向かっていた視点が自分軸に戻ってくるんですね。

 

 

 

 

 

 

 

次に続きます