私は幼い頃の怒りやイライラに対しての苦しくて辛い思いから、
怒りを嫌い、否定して生きてきたため、
自然と抑圧して過ごしてきてしまいました。

怒りを抑圧してきたせいで、心の内はストレスでいっぱいで、
怒りを言葉にして表現する事ができなくなっていました。

怒りを嫌い、否定してきた結果
怒りの感情をコントロールできず、振り回されていました。


気づけばあの頃の不機嫌な母の姿は、今の私の姿でした。

このブログは自分自身を知りたいと思う方に読んで頂きたいと思って書いています。
自分のことが大嫌いで自己肯定感が持てず自信のない人生を歩んできた私の変化の記録を書いています。

こんにちは、心に関係した仕事をして社会復帰を目指し中の岡田久恵です。

怒りの感情をどう扱っていいのか分かりませんでした。

社会人になって働くようになったら、今度はできない自分が許せず
怒りの矛先は自分に向けられていきました。

その苦しさを友達に聴いてもらい、その時はスッキリするのですが、
家に帰るとまた許せなくなり自分を責めることの繰り返しで、
この悪循環から抜けられなくなっていました。

そして、心療内科に通うことになります。

それから月日は何十年と経ち

一人で時間を過ごすことが多くなっていき、
少しづつ過去の自分と向き合いながら、自己受容していけるようになりました。

これも過去を精算する作業の一環なのです。


最近になって
ようやく怒りに振り回されずに済むようになってきました。

怒りを感じた時、言葉にして口にだすことを心がけるようにしました。


ただ、問題なのは過去の怒りを感じた時の対処法が難しいことです。

現実で怒りを感じる出来事が起きてないのに、
心のなかで怒りを感じていることがあるのです。

そんな時には怒りとともに寄り添ってあげるようにしています。


さらに、
怒りの感情に振り回されないようにするには、

”幼い頃の私を不安にし、気を使わせたあの母を許すこと”

だということに気付きました。

これがなかなか出来ません。
母が私に謝ってくれたらいいのにと思っていました。

私は怒りにコントロールされないためにも、あの頃の母を許し(偉そうな言い方ではありますが)、母のようになっても良いと自分自身を許して、怒りと上手に付き合っていきたいと思うのです。

怒りの感情とは
怒りは、身を守るために備わっている感情です。 自分の生命や家族が危険にさらされたり、大切にしている価値観や立場が傷つけられたり、自分の思い通りにならなかったりしたときに、怒りという感情を使って、危険から大切なものを守ろうとするのです。 誰にでもある自然な感情ですから、怒ること自体は悪いことではありません。(沢井製薬さんからの抜粋)