『あねさんは委員長』の作者の漫画。
高校の頃、友達の女の子の家であねさんは委員長を読んだ。『ぼくたち男の子』も彼女の家に置いてあって気がかりになっていた。

この本は自分に縁ゆかりの深い漫画に思えた。挿絵の電車の絵とか、僕が幼稚園時代に書いたものだと思った。1995年前後の価値観が懐かしいしホワイトサイクロンが出てくるし、海で買ってきた星形の砂が何か答えが書いてあるし。A.夜光虫。黒い目の田舎者の民夫のノリとかが犬っぽいし登場人物まだ半ズボンだし。当時はまだ「ホモ」なんて言葉は一般的じゃなかった。この本を読んでたら東京の大学なんか行かなかったかもしれない。ノスタルジーもいいとこ。

 

 

 

 

 

 

自分は23歳ぐらいの頃までは、よく自分の子どもの育て方について考えていた。
― こういう時は、こうしないといけない
― ああいう時は、そーいう事は言わないでこー言う
まだ子どもの頃の記憶があったから。

でももう考えなくなってきた。もう子どもの頃の五感・空間を覚えていないから。そうやって反省点が生かされずに育つ子が増えるのは問題だと思う。自分のDNAにだけ通用する最も貴重な教理があったはずなのに。
おそらく万民に共通するドクトリンとしては、
「テレビゲームは思う存分やらせたほうがよい」
制限を設けるとどこまでいってもやり足りない。禁じられた遊びが楽しい。ゲーム自体も縛りプレイがあるから楽しい。禁じられていなければやがて飽きる。不安になるまでやらせたほうがよい。シロクマ実験でも同じことが言われているが応用が効く。ゲームをやめさせたい場合、無理矢理にやらせればよい。「ゲームをずっとやっていたいって言っただろう?この際だからずっとやり続けるべきだ」。1年も思う存分やらせれば満足するだろう。しかしテレビゲームから得られる才能は無限大。ラジオで聞いたが最近の若いオーケストラ団員はドラクエ等で「絶対音楽」に目覚めた人が多いらしい。今後テレビゲームが有益だという研究論文は増えるだろう。
「勉強をしなさいと言わないほど勉強はできるようになる」
これはPresident誌他どこにでも書かれているような事だが、あえて放任とか 言わずにおくことの難しさはあると思う。勉強をしなさいと言ってしまった場合は勉強を禁止した方がいい。「このまえ勉強なんか絶対にしないって言っただろう?だったらもうしたらいけない。やっぱり勉強は禁止。とにかく気が済むまで遊べ」。相手の発言を逆手にとれば、責任はこちらにはない。遊べと命令されたらやりたくない。あと、そもそも勉強って体に悪いですからね。座っている時間が長いほど短命になる。歩きながら勉強するなら別だけれど。子供は外で遊んでいた方がいいし、なるべくテレビゲームも立ってやった方がよい。勉強する時間を短くするために知能指数を上げる。そのために他人と対戦するような3Dゲームをやらせる。脳医学者によると「習い事はピアノさえやってればいい」らしいけど「渇望」がなければ効果は薄いはず。自分はドラクエを弾きたくなって楽譜を買ってもらってそれを練習して初めて上達した。
「食事」
本末転倒が多い。「中国産の食材は買わない」と言って生産地に目を光らせても、外食や加工食品には普通に使われている。中国産の食材より、外食や加工食品のほうがアレかもしれない。ファストフード食べると皮膚感が変になる。トランス脂肪酸?原因は不明。しかし食べ物が体と脳みそを作るけど、結婚しないといいもの食べれないですね…。自分は長生きを諦めようと思う。自分は子どもが産まれたら塾に通わせないで、そのお金で良いものを食べさせていたと思う。良いものを食べていた僕は、中学の親子面談で「周りの影響を受けやすいし、知能測定の結果を見る限り、塾には通わせない方がよいです。学校の勉強だけしていれば東京大学にも入れます。そういう知能指数です」と担任に言われた。今は不眠症だし2時間で中途覚醒するしクスリで脳みそ終わってるが。そんな今の状態から考えても、知能指数は低くても自分で考えた方が良いし、塾に通う時間は人生の無駄になると思う。座りっぱなしで成長を阻害するし、どうせ阻害されるならその時間テレビゲームをしていたほうがいい。深い思い出になるし。補足。可能なら加熱しない。寿司がいい。揚げ物はダメ。

子供を好きであれば大人になってからも好きであれるので、子供は幸せな一生を送ることが出来たと思う。