体幹バランストレーニング③ ポールシットアップ | バスケ選手のためのトレーニング理論

バスケ選手のためのトレーニング理論

理学療法士の臨床経験やトレーナーの現場経験を活かして、バスケ選手のためのトレーニング理論を追求しています。
独自の理論をバスケ選手や指導者に向けて配信することで、日本のバスケットボール界に貢献していきたいです。





体幹バランストレーニングの3つ目はポールシットアップトレーニングです





これはストレッチポールEX上でバランスを崩さずに上体起こし動作を行うトレーニングです
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ポールシットアップ良好例




ポールシットアップ不良例




胸郭、脊柱、骨盤の調整を行うと即時的できるようになります




トレーニングのポイント
・足幅を狭くするほど、難易度が上がります
・膝の位置、骨盤、胸郭の位置に左右差が出ないように起き上がる
・どちらに崩れるかを確認しながら意識して行う





腹筋トレーニングに自信があっても、ポールシットアップが出来ない選手はたくさんいます





今後、研究発表として進めていく予定ですが、このポールシットアップがうまく出来ない人はその後に腰痛を発症する傾向があることを確認しています





毎日の練習後に行ってみたところ、トレーニング開始当初と比較してチーム全員にバランスの改善が認められました!!





このトレーニングは体幹バランス、背骨の柔軟性、腹筋の筋力、姿勢の正中化など多くの効果が期待できます






様々な体幹評価や体幹トレーニングがありますが、ポールシットアップは選手や指導者にとっても軸が崩れるか否かを判断しやすく有効な方法です





まずは足幅を広くとって良いので実践してみてください!!!






理学療法士
Takata Akito