こんにちは。

昨日は、郡上八幡の助産師鍼灸師さんの加藤祐里さんがお声をかけてくださって、鍼灸師仲間とともに、お産を語る会に参加してきました。

祐里さんが書いてくれていますが、
祐里さんと同じ、助産師さんで鍼灸師さんのお言葉がとても素晴らしくて。

お産も人生も、みんな波があって、その波の下にきたときにどうするか。

お話をきいていて、ふと思い出すことがありました。

以前、鍼灸師としての柱って何かということをある先生に聞かれて、迷ってばかりです、とお伝えしたときに。

治療法がどうこうじゃなくて、人間の身体のもつ力を信頼しているということこそが、柱なんじゃないのか?って

そして、“待つということ”という本をお勧めしていただきました。

信頼して“待つ”

波だって、大きな波もあれば小さな波もあり、
波が深く下に来たって、
また上にたゆたうのが、
自然であり。

大波真っ最中のときはそのことに思い至らないこともあるけど、
それをふっと思い出せるだけでも救われること、
ありますよね。

日々の治療の中でも、
緊張がほどけるのを待つ、
痙性の過ぎるのを待つ、
気の至るのを待つ、
一呼吸、二呼吸、三呼吸、変化を待つ、
言葉が出るのを待つ。

小さな待つがたくさんあります。

そして、それって
日々の生活でも子育てでも
ほんとうにそのとおりで。

信頼して待つ。

といっても、暮らしの中では
なかなか待てないことも
たーーくさんあるのですけどにやり
根っこの信頼があれば何とかなるさ。

待てない自分を責めなくてもいい。

私自身は、妊娠出産を通して、
自分のなかの動物としての部分を
認めてあげる、知っていてあげることが、
とても大事だったんだなと、
後になってあらためて思ったことを、お話しました。

あとちょっとドロドロしたところもね笑

みなさんのお話を聞いて感じたこと。

女性ってすごい!

妊娠中や出産後、色々きつかったこともありましたが、

きつかったときに無我夢中で手探りのなかで出会ったことや人たち、流れ。
そういうことが今につながっているのだなと思います。


チーム♡鍼灸@石川でも、メンバーひとりひとりの持っている良いところを活かして、お産を語る会をしていけたらと思います。

ブログでずいぶん祐里さんが誉めてくださって嬉しいのですが、私自身はいたって普通?なので、みなさんの良いところを引き出すのがお役かなと思っています。

得意分野は勢いと企画かな。あとは皆さんが流れに乗ってすてきな会にしてくれるという信頼がありますのでニコ

さっそくアイデアが湧いてきました。

立冬の日に、すてきな会に参加できてとても幸せでしたラブラブ



ゆりさん。手にしているストールは、ご自身で蚕を育てて、繭から糸を作って織り上げたものと、これまた、ご自身で育てた綿花からつむいだものだそう。笑顔が輝くスーパーウーマン!