ねぇちゃんは、県外に住んでいて
車で3時間ぐらいかかるところを
旦那さんとにぃちゃんを連れて
すぐに駆けつけてくれた。
ちょっと昔の話をすると
あたしが中学生になる頃ぐらいまでは
伯父さんとばぁちゃんと
にぃちゃん、ねぇちゃんは
我が家とは別の家で生活していて。
夫婦共働きだった我が家は
母ちゃんが夜勤の時とか
出張等で2人とも家にいない時は
よく伯父さん家に預けられていた。
だけど、伯父さんはギャンブルが好きで
そのせいで借金も作って。
なのに、仕事は何の相談もなく辞めてきて
ライフラインも家賃も払えなくなり、
ばぁちゃんの世話どころか
にぃちゃんやねぇちゃんの学費も払えず
挙句にぃちゃん達が生活費として渡した
バイト代までギャンブルに注ぎ込んで。
見かねたお母がまだ当時学生だった
ねぇちゃんとばぁちゃんを引き取った。
しばらくは平和に暮らしていたし
あたしは姉妹みたいなねぇちゃんが
家に来てくれたことが本当に嬉しかった。
でも、ねぇちゃんも迷惑をかけまいと
水商売を始めるようになって。
お母はそれが許せず、結局ねぇちゃんは
高校卒業と同時に家を出た。
まだ世間が分からないあたしは
お母にねぇちゃんはどこにいったのか
にぃちゃん、じんじ(伯父)は
どこにいるのか必要に迫った。
その時、お母はすごい剣幕で
アンタには関係ないでしょ!と。
それはあたしの心の深い傷になり、
その日からいとこの話も伯父さんの話も
一切口に出さなくなった。
あたしは、ずっと確執があると思ってた。
嫌いになったから、嫌になったから
この家から出て行ったんだと。
それが最近、ねぇちゃんが結婚したという
手紙をくれて、家を出て行った当時のことも
細かく書かれていた。
連絡先も書いてあって
近いうちに会いに行くよと。
まさか久しぶりの再会が
こんな形になるとは思わなかったけど。
昔の話・ばぁちゃんのことや
これからのこと、色々なことを話して
笑ったり、泣いたりしているうちに
少し気持ちが楽になった。
年末のクソ忙しい時にこっちに来るのも
大変だっただろうに。
でも、来てくれて本当に救われた。
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