蒲郡から帰ってきてブログを更新し、夜1時間ほどサックスの練習。
いつもはまずロングトーンとスケールを1時間半ほどかけてやるんですが、時間がなかったのでいつもとちょっと違う練習を。
このあいだのジャムセッションでの録音を聴き返してみると、King とマーク6で音の滑らかさがまったく違う。
(ジャムセッションに両方持っていって吹き比べてみました。)
マーク6は滑らか、それに比べるとキングはどこかぎこちなく聴こえる。音色はとても素晴らしいんですが。
その理由は明らか。キーアクションの違いです。
キングとマーク6では、キーのポジションやバランスが違うため、同じ押さえ方をすると、どうしてもうまくいかないんです。
その結果、慣れているマーク6は滑らかに、まだ慣れていないキングではぎこちない音になってしまうんです。
特に違うのはオクターブキィの連結、そして左手小指のキィ、そしてパームキィの位置。もうひとつは低音域の鳴らし方。
滑らかな音にするためには、重点的にここら辺を練習して、慣れていかなくてはいけません。
今日は1時間その練習にあてました。
いつもは必ず使うようにしているメトロノームを使わず、まずはゆっくり、確実に。
ちょっとずつ慣れてはきましたが、まだまだです。
でもキャノンボールは、同じキングでも、あそこまで流暢に楽器を操っています。運指も音程も完璧です。
キャノンボールと自分を比べるなんておこがましい話ですが、同じ人間として、少しでも近づけるようにちょっとずつ頑張っていきたいと思います。