穏やかだ。
こんな日々は久しぶりな気がする。
このまま3人でゆったりと暮らしていきたい。
俺たちは砂浜でトロピカルドリンクを飲みながらまったりとしている。
「先生とジュネさん、結婚するんですね!おめでとうございます!」
えへへと笑うジュネ。
「あ、でも僕どうしよう。新婚さんの家に居候するわけにもいかないし。」
「いいよ、別に。今までと変わらないよ。ずっといなよ。」
「じゃあ、僕も結婚したら、お嫁さんを連れてこようっと!」
瞬が結婚…?
プッ、想像できん。
「あっ、それより兄さんも呼びたいな!」
お断りだ。
そこに郵便屋が手紙を1通持ってきた。
宛名は瞬、差出人は…
「瞬、グラード財団から手紙が来てるぞ。」
「ありがとうございます。」
瞬は手紙を受け取ると早速封を開ける。
しばらく読んでいると、顔面蒼白になり、行かないと…とつぶやいた。
えっ、どこへ?
「なんだ?何が書いてあったんだ?」
「先生…僕は行かなければなりません…せっかく先生やジュネさんとまた暮らせると思ったけど…」
「何言ってるんだ、もうどこにも行くな。ずっとここでみんなで暮らすんだ。」
「そうだよ!瞬!行かないでよ!」
「でも…」
「どこに行くというんだ。俺は許さないぞ。何が書いてあるんだ、ちょっと見せてみろ。」
「あっ。」
俺は瞬から手紙を奪い取った。
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瞬へ
ちょっとアナタどこに行ったのよ!?
海底神殿からいきなりいなくなってるし!
アナタの日当出ませんから。
もしアンドロメダ島に隠れてるなら、ダイダロスの日当も下げますから。
言い訳は城戸邸に来てしなさい。
そうすれば少しは日当のこと考えなくもなくてよ。
saori
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なんで俺の日当まで下げるんだ。
瞬、今すぐ行ってこい。