沙織 23歳。グラード財団総裁。相変わらずのお嬢っぷりで、まわりを振り回す。超セレブで、ニューズウィークの表紙も飾る。星矢と不倫中。
美穂 23歳。星矢と結婚したが、まだ子供はなし。しかし、亭主はあちこちに女を作って浮気しまくり。ヤクルトおばさんのパートの毎日。ストレスから、出会い系サイトにはまっている。
シャイナ 25歳。バリバリのキャリアウーマン崩れ。本当は、結婚したいと思っているが、高望みのし過ぎで、彼すらできない状況。仕方がないので、「今は仕事のほうが面白い。」とか言っている。
パンドラ 25歳。引きこもりのオタク。そのくせ、妙にプライドが高く、彼ができない。天変地異でも起こらないかと毎日考えている。
魔鈴 25歳。アイオリアにプロポーズされたが、こんな単細胞と結婚してしまって大丈夫なのかと悩み、返事は保留中。
春麗 23歳。紫龍と結婚。三児の母。貧乏なのに、体重は増加の一途。化粧気もなく、全身から貧乏のオーラを出しまくっている。
テティス 25歳。いまだにジュリアンに片思い中。思い続ければ、いつかきっと気付いてもらえると考える乙女。偶然を装い待ち伏せたり、電話をかけ、ジュリアンの声が聞こえると切る、という行為を繰り返している。いわゆるストーカーだが、本人に自覚はない。
(以上を踏まえてお読みください。本音の副音声つき。)
9月某日。栃木県の温泉宿にて、一泊二日の同窓会(女子の部)が開かれていた。
沙織 「今日は、みなさん、お集まりいただいて、ありがとう。嬉しいわ。」(全額、私もちよ!貧乏人って嫌だわ!)
美穂 「お招きいただいて、ありがとうございます、沙織さん。今日も、素敵なドレスですね。」(ちくしょ~、よくもウチのダンナを!この、インラン!)
沙織 「ありがとう。専属デザイナーが作ってくれたの。」(アンタにはムリでしょうけど!)
春麗 「ホント・・・素敵。うらやましいわ。私なんて、もう、ニッセンの大きいサイズしか、入らないもの。」
一同 (プッ!)
春麗 「でも、紫龍が、お前は何を着ても似合うなって・・・言ってくれるの。」(うらやましいダロ!)
シャイナ 「そりゃ、よかったね。愛されてるってカンジでさ。」(それが言いたかったのかよ!?彼がいないアタシへの嫌味かい!?このデブ!)
テティス 「本当だね。幸せそうで、落ち着いているね。」(一言で言えば、オバハンってことだけど!)
美穂 「でも、シャイナさんも、テティスさんも、いつまでも若々しくって、お洒落で、素敵。やっぱり、結婚なんてしちゃうと、自分のことは後回しになっちゃうから、どんどんオバサンになっちゃうわ。」(いつまでも結婚できない負け犬よりはマシだけど!)
魔鈴 「まあ、でも、みんな、幸せそうだね。」(アンタ、ヤクルト売った相手に車に押し込められて、輪姦されたんだって?)
シャイナ 「そういえば、魔鈴、プロポーズの返事はどうしたんだい。」(あのバカと本気で結婚すんの!?)
魔鈴 「うん、まだしてないんだ。」(アンタも、カシオスあたりで手を打っとけば!?)
春麗 「わぁ~、プロポーズされたんですか?なんだか、懐かしくって、胸がキュンとなるわ!素敵!」(今頃?おっそ~い!もてない人って、可哀想!)
パンドラ 「・・・もう帰ってもよいか・・・?」(サイテーだ!付き合いきれん!)
一同 (いたの!?)
沙織 「ダメよ!これから朝まで、語り合うのよ!」
一同(マジ!?)
そして二度と、同窓会(女子の部)は催されなかった・・・