ギリシアアテネ空港。
「ごめん、待った?氷河。」(ニコッ)
「いや・・・じゃあ、行こうか。」
「うん、急がなきゃね。」
パンドラボックスを担ぎ、歩き出す二人。
「瞬、元気にしてたか?」
「うん・・・氷河、僕もう、君に逢えないかと思ってた・・・」
「フッ。俺も、シベリアに骨を埋める気でいたが、運命がお前と離させてはくれないようだ・・・」
「氷河・・・」
ぐうぅぅ。
「お腹すいたの?」
「ああ、シベリアにはろくなものがないからな・・・さっき食べた機内食では足りん。」
「なにか食べようよ。」
「そうだな。せっかくギリシアに来たのだから、名物でも食べに行くか。」
「うん!あ、でも、僕たち急がなきゃいけないんじゃなかったっけ。マックにしとく?」
「大丈夫だ。あの店にしよう。」
二人は仲良く、小ぢんまりとしたレストランに入って行った。
そのころ、聖域では・・・
アイオリア、ムウ、ミロと、サガ、カミュ、シュラが、アテナエクスクラメーションをかけあい、シャカは阿頼耶識に目覚め、冥界へと向かっていた。
「ふう、食った食った。瞬、そろそろ行くか。」
「うん。げふっ。」
文庫本12巻202ページにつづく・・・