俺たちは一輝を見失ってしまったので、当てずっぽうにウロウロと歩きまわっていた。
「先生ごめんね、いろいろあって、結局、聖衣を直しに行ってないんだ。」
「いや、いい。俺くらいになると、聖衣を着用しなくても大丈夫だ。お前はちゃんと着とけよ。」
「病院に忘れてきちゃった。」
「…」
なるべく敵に見つからないようにせねば。
「あ~あ、瞬はどこかしら。だいたい、瞬を見つけたところで、アタシたちより強いんだから、ぜんぜん助けにならないと思うんだど。」
「うむ、一輝もいるし、俺たちの出番はたぶんないだろう。」
「じゃあ、何しに来たのよ。」
「この戦いが終わったら、瞬をアンドロメダ島に連れて帰りたいのだ。」
「先生。」
「瞬はやはり戦いに向いていない。あんなに悩んでたら、禿げるぞ。」
「先生みたいな能天気でも、禿げてるじゃない。」
「いや、禿げるってゆうか、このままでは無駄に命を落としてしまう。瞬にはもっと、別の方法で貢献できるやり方があるんじゃないか。」
「うん…そうだね。アタシもそう思うよ。」
「それに、あの断れない流されやすい性格。何にもしないからとか言われて、まんまとホテルに連れ込まれそうなタイプだ。」
「関係あるの?」
「しばらくはアンドロメダ島で静養させる。そのあと再教育だ。もっとみっちり、ロールプレイングせねば…」
そんな話をしながら歩いていると、神殿っぽいところに出た。
これがポセイドン神殿か?