「…瞬!」
あたりを見回していたジュネが、突然駈け出した。
「先生!瞬だよ!瞬が…倒れてる!女の子も倒れてるよ!子供もいる!」
「何!?」
倒れている瞬をジュネが抱き起こす。
「よかった…気絶してるだけみたい。瞬…かわいそうに…こんなに怪我をして…」
ジュネは瞬を抱きしめ、頬をさすり、何度もキスをしている。
俺もやりたい…が、こうしてはおれない。女聖闘士は大変な怪我をしている、早く治療してやらねば。
「ほかの青銅たちはどうしたのだろう。女神は…」
そのとき、爆音が轟き、あたりが激しく揺れた。
神殿の向こうを見ると、塔のようなものが破壊され崩れていく。
「なんか、水が!ヤバいよ!
どこからか海水が押し寄せてくる。
「何!?何が起こってるの!?」
「おそらく、女神を救うことに成功したのだろう。」
「瞬ったら、何やってんのかしら!?」
「完全におみそ扱いだな…よし、瞬を連れていくぞ。その女聖闘士と子供も聖域に連れ帰ってやろう。ほかの青銅は、女神がいるから、まあ、大丈夫だろう。お前は女聖闘士を担いで行け。俺は子供と瞬だ。」
「わかった!」
瞬と子供を担ぎあげると、俺たちは地上へと向かった。
「行くぞ!」
ドオォォォォォォォォン!!!
ザッシャアァァァァ!!!