(麻婆野菜春雨豆腐。ピーマンとセロリと人参がたまらん)







以前に、夫が酷い依存症で危うくDVにもなりかけ、

子供もいて身の危険を感じているので離婚したい

夫と話し合いが出来る状態ではない。


みたいな相談を受けたことがあります。



弁護士や公的機関の相談に行っても解決しないとかで催眠に来た、ですが

この人の出した「記憶」は、実の母親の浮気現場の記憶。


何度も知らないおじさんのところに会いにいく→浮気に付き合わされる、という記憶を出したが

彼女は「仕方がない」を連発。母は孤独だったとか言いまくる。


以前に「寛容について考えてみる」というブログを書きましたが

寛容も程があって、
毒親に寛容になったら自己犠牲になるだけです。

ではっきりNO!を言わないことに繋がれば本質的には優しくはないです、
相手にとって。

&自分が認めてしまっている「理不尽な事」などが
その後も大きくなって引きよってくるのがエネルギーの法則。

低エネルギーな世界に生きる、ですね。





結局↑の人は、執着が強すぎて、あまりイメージが変わらなかった記憶です。

どんな提案をしてもご本人が納得しなければ、です。

書き換えようとしてもすぐ場面が変わる、
疑問を投げかけても場面が変わるので会話にならない
みたいなことが続き、

大したすっきりイメージには程遠かった気がしたが
ご本人がそれで満足だというところで終了した。

相当混乱をきたしていた模様でした。


「お母さんは悪くない」「仕方がなかった」を連発されてました。


この人日系人、でして、家族とのつながりに対する観念に独特なものがありました。



結果


・身内に甘い→毒親を認識できない→苦労も当たり前

本心=潜在意識はトラウマ=母親の浮気、に傷ついているので

・「お母さんは私より浮気相手が大切」な気持ちが孤独を生む
→厄介な相手でも孤独よりはまし→離婚できない状況を引き寄せる

なのだと思いますが


ご本人は死ぬほど怖がって、離婚したいと言い張っているような状態。




この顕在意識=「離婚したい」、と

潜在意識=「寂しいから離婚したくない」のギャップ



これが強烈な葛藤となっているのですが


家族の価値観を信じすぎ、手放さないとこんなことになります。

親の言っている事や
親だけが最終的には頼り、みたいな自分があれば記憶に弄ばれやすい。

&一度の催眠では無理だろうケースだと思いました。






結婚している依存症の夫はかなり年の離れた人。

つまり母親同様「父親が全く足りていない」。です。


父親に対するセラピーが別途必要でしょう。
夫問題で最初に父親などが催眠で出てこなかったのならば。


自分も同様の孤独を感じていたから母親も否定できない、
結局自分が犠牲になる、


その全ての結果=孤独が怖いが、依存症の夫に苦しめられる原因。


今の結婚は、本質的に母親がしていた浮気程度のもの、でしかないその場しのぎです。



夫婦セラピーをお考えの人は、

・異性親に対するセラピー

を基準
にしてみたらいかがかと思います。



つまり夫が無理な妻をセラピーなら父親に対する記憶、

妻が厳しい男性は、母親の記憶、です。



親の浮気に付き合ったみたいな記憶を出す人は、
ドラマよりすごい不幸な事件に巻き込まれていたりすることも多いです。

不純な記憶でもトップクラスの出来事なんだと思います。

記憶の片隅に「親の浮気」があったら、速攻ケアされることをお勧めします。




長くなりますので、ではでは。