誰もが言っている通り、三浦春馬くんの死はショックでした。


もうずっと前から、映画界も音楽界も世界的に人が出てこないと誰もが叫んで知る。


それもそのはずで、世の中の幸福度や貧困度の低さと、芸術の才能の排出は関係があって、

世界大戦の後は世界中で、レベルの高い芸術家が出まくった。



困難が何かを産む、

だから困難は地球から、世の中から消えない、


のですけど


困難が大きくなくても、やはり個人レベルで飢えている人はいっぱいいて、
癒しのための人はちらほら出現してはいる。



俳優界だと、ティモシー・シャラメみたいに時々、おお、っという感じの若手も出てきたし、


日本ではそれは、私にとって三浦春馬くんだった。




私は父親と兄が、春馬くんと同じ牡羊座で、牡羊座の人と知り合うことが多く、詳しい星座の一つといわざるを得ないが、

私の知っている牡羊座像と、三浦春馬くんがあまりにもかけ離れていて、びっくりした。




去年は火の星座・射手座が「植え替え」の位置の木星の一年だったので、射手座や牡羊座、獅子座のひとにスポットが当たりました。


ピエール瀧の牡羊座が、クスリで騒がれたのをよく覚えているし、射手座のカップルが急に離婚するとか、色々と観ました。



牡羊座というのは、芸能界に多く活躍する人を輩出するのだなあ、と思います。

~獅子座、ぐらいまでが、「踊り子さん」が多く、秋が深まるとスタッフや制作が多くなってくるのが私の印象。比率として、です。


こと、牡羊座というのは、基本精神が赤ちゃん、で、業界で「不思議」「天然」といわれる人はほぼ、牡羊・牡牛で占めるのではないか、と思います。

難しい理解が出来ない基本がそこには有って、

だからこその良さがあります。



難しいことがパパっと早く理解できちゃうからこそ、我慢に我慢を重ね、悪霊でこてこてになって、催眠に訪ねてくる人なんていっぱいいる。


そういう人のバランサーとして、牡羊や牡牛は、大きな意味を成すと感じているのですが、

牡羊は、赤ちゃんなので、「周りにスタッフを抱えて」(≒乳を与える母親みたいな)それに満足してしまうと、言うなりになって「サイレントベビー」をやらかす、という事が、去年のピエール瀧のように、あるわけです。


本質のよくわからん「お家を継ぐ」みたいな、魂的に意味のないようなことも、

身の回りのことをやってやるとか怒りを上手く丸め込んでやらす、という悪霊に飲み込まれる牡羊座はいっぱいいる。





春馬くんと同日生まれの古舘佑太郎くんみたいに、「純粋なバカヤロー」を叫ばせたら超一級、

英国ロイヤルバレエの高田茜さんのように、立つ事も出来なかった赤ちゃんが自由に動き出すということをやらせたら最高、彼らの踊りは世界一、


これが私的な、理想の牡羊座、ですが、

(ご本人たちはそういう自分を気に入っているかは知らないけど)


三浦春馬くんは、そういうイメージは一切ない。全部作品とか観ているわけでもないけど、少なくともJUJUと出てた「せかほし」では、彼は洗練されていて色っぽい大人びた、凄い色男だった。

だから今回牡羊座と知ってびっくりしてしまった。



「アムリタ」という吉本ばななの小説の、死んだ主人公の妹、を男版で実際に見てしまったような感覚です。







牡羊座のみなさん。

どうか、あなたの中のバカヤロー、っていう心を、捨てないで生きてほしい。

誰かが面倒見てくれる、というのに依存しやすく、弱い星座だけど、暗闇の中で一人でも「ギャーーー!」を言い続けるというのを、諦めないでほしいな。





私はよく彼のことは知らないけど、いわゆる過労自殺なんじゃないのかな、と思ってます。

過労自殺っていうのは、ほんとはもう、よくわからないぐらい働きすぎてて、抑うつ、という状態から急に死ぬ、という事が起こるのだろうと思ってます。


抑うつ、っていうのは、周りの人はわからない。

日常生活もこなしているのが、抑うつ、だから。



あんな綺麗な、雰囲気のある、まだ若くて、色っぽい、才能に満ちたひとがこっそり命を絶ってしまうようなエネルギーの世の中、どーなんだろうね。

そして、彼はどこからどう見ても成功していて、この困難な世の中にも次の仕事のオファーがあって、宣伝までしてた。



成功、と呼ばれるものは幸せではない、



私はそう強く感じました。



そして、

赤ちゃんを黙らせるな、



三浦春馬くんの死から、私がいただいたもの。





もうせかほし、に彼が出てこないなんて、・・・悲しい。番組も続くのかどうか・・・

こんなことになる前に、

・・・・逃げて、逃げて、生きてください。



逃げるのはとても大事な幸せへの一歩だ。


そして、

「やりたいことをするだけだ」なのです、人生は。

誰が、何といおうとも。



次の人生で必ず、晴馬君にはかなえてもらいたいこと。


ご冥福をお祈りいたします。