私が最初の就職をした頃、世は「就職氷河期」で、

職業選択の自由などほぼなく、

 

やっと受かった先が「エステ」で、

私は数ヶ月、今では受ける方も全くだめなマッサージをしていた。

 

 

 

 

 

この職業に就いて、「就職とは、幼少期トラウマを埋めるためになされているなあ」

と思うことが多いです。

 

同じような深いトラウマを、同じ職業の特徴のある人が持ってやってくるからです。

 

 

 

私がかつて就いていたマッサージのお仕事、そっち系(体に触れる系、・・看護、世話、介護、医療)は、強烈な孤独記憶があるケースが引き寄せていることが多いと思います。

 

脳深部記憶的に(自覚できない記憶的に)

 

根源的な寂しさから、人に触れる、ということが止まらないとか、

警戒心があまりにもないから続けられているようなところがあります。

 

 

前世的な原因からの「意志」や「使命」「魂」で仕事をしている人というのは、実は少ない気がします。

 

特に、最初に就いた仕事、というのは、そういう仕事であることが多いです。

 

 

 

 

 

私にも、母親が子育ての「キャパ超え」で

「放置」気味だったという記憶や体験があり、

 

そういう「寂しさ」が、マッサージを引き寄せていたんだな、と今は思います。

 

 

 

 

これと同じような「孤独」エネルギーの極まり、が男女間で育つと、

DVになるのだと思う。

 

 

 

基本的に、特に最初の結婚や若いときの恋愛は、

依存性的に、幼少期孤独を埋めるために行うことが多い。

 

上手く行っても行かなくても、幼少期の影響が出ます。

 

 

父親と似た人を好きになったり、母親にないものを求めて女性を好きになったり、

男女間の関係には、その人の父母が深く影響しているものですが、

(異性の親の影響がある)

 

深い関係になればなるほど、相手のトラウマが出てくるものであり、

幼少期を埋めようと、いろんな問題が出てくる。

 

離婚に至る過程を聴いていると、

その人やお相手の幼少期が見えてくるような気がする。

 

本人も自覚していないような母親に対する恨みつらみを、

恋人の孤独につけこんで、やるだけやって、妊娠させて、

捨てることで解消しよう、などとしている依存症のひとは、

この世にはいっぱいいるような気がする。

 

(しかし、こういう事を繰り返しても、トラウマは消えない、悪霊がどんどん大きくなって、世間に増え続けるというのが、よくある「不幸の道」で、こういうのを辞めたい人のための「記憶」ケアとして催眠がある)

 

 

 

 

 

DVに耐える、

というひとのエネルギーも

 

幼少期の孤独から

形成されます。

 

 

 

 

「私が彼を直してやらなくちゃ」

「彼の面倒を見るのが愛で、夫婦というもの」

 

みたいな考えを作ってしまう「脳深部記憶」には、

 

大体「幼少期の強烈な孤独」があります。

 

 

 

 

 

よく「面倒を見る」というけれど、

 

他人の面倒をみる、なんていいながら、

人間は、自分の幼少期記憶をケアしているようなところがある。

 

私がマッサージの仕事をしながら、幼少期を癒やしていた、みたいなことが若いうちはたくさん起こっているのが世界、かもしれない。

 

 

 

 

 

DVをしてしまう加害者側、というのは、

脳深部では実はこういうことに気付いていて、

強烈に怒りを発するのだと思う。

 

 

「お前は私の暴力グセをなおすとか、優しくするとかしてくるけど、

本当はそういう自分をすることで満足したり、

自分自身の孤独を癒やしたり、

「いい子」を肯定したいんだろう!」

 

というような言葉を発する記憶が、DV加害者にはあると思います。

(もちろん、催眠以外ではこういう感情を認知するのは難しいです)

 

 

 

 

人に深く触れるというのは、いい意味でも悪い意味でも、凄いことです。

 

でも、幼少期の孤独を埋めるために自然発症的な引き寄せをしているのが人間

という謙虚さが基本にないと、

 

必ず人間は調子に乗って、誰かに嫌な思いをさせるとか、自分に返ってくるというのが、この世の法則だと思います。

 

 

 

先日「不妊の原因」を、①前世的に(魂的に)「必要」と思っているか②幼少期の記憶が子育てエネルギーをブロックしているか

なんて書きましたが、

 

 

「行動の全て」に、こういうことが言える気がします。

 

 

DVの原因も、カップルそれぞれだなあ、ということが言えるときもあるし、

 

一番多いのが「幼少期孤独」の引き寄せで繋がっているカップルかなと思います。

 

 

 

人の孤独というのは、どんな優秀な人でも苦しんでいるように、解決しにくい問題だったりするので(=執着しやすい)、DV解決は手間と時間がかかるという感じはします。

 

 

しかし遅かれ早かれ、人の人生を前に、明るく、進めるものは

個々の自立

でしかないと思います。

 

これを促すために、神様は根気よく超気長に、人に語りかけていると思う。

 

 

 

 

映画「グリーンブック」でも、この「孤独を埋める」とか、「世の中と戦う」というテーマが描かれていましたが、

 

最後にこれらを解決し、「いい関係」のバランスをゲットした主人公たちをよく分析すると、

「自立とはなんぞや」「いい関係にはなぜ自立が必要か」が解るのだと思います。

 

 

 

DVの話を聞くと、

 

「愛って何?」

 

って思います。

 

 

愛は

 

○ キラキラ輝いているだけでいい、

☓ 意図を持って何かをしてやるとかではない、

 

 

この違いが判るまで、

DVで多くを失うことがないように、祈ります。

 

 

 

根本的な人生のエネルギーを作っている「記憶」をケアしましょう。

 

 

ちなみに、「本当の結婚」「理想の結婚」は、

 

①「自分自身と結婚」している同士の結婚

②幼少期トラウマが少ない者同士、もしくは大きな幼少期トラウマ除去を経験したあとの結婚

③大きな志などを達成するためのペア

 

みたいな条件があると思います。

 

②回目の結婚が上手くいきやすいのは、②、が達成できているケースでしょうね!

 

 

 

・・・それではまた。