ここのところ、超個人的な夢のお話ですいません(笑)
第一読者の私が誰より楽しんでる感じ(笑)


夢、夢、去年の年始年末、そーだ、他人の年齢退行を受けるより凄い、
今世の家族との「自律した家族の夢」を見て、良かったなあ~~っていう思いをし、
その時、如実に「自律スバラシ」、って思っていたのを思い出した。今も思ってる。

人関係において、「自律」が有れば、問題というのは起きない。生じない。
自分だけでも自律していれば、いいのです。

持ちつ持たれつになって、暗示や脅しが入って、がんじがらめになっているから、
人は不自由になるのでしょう。
これがあれば、がややこしくする、逆説のようなものが人生かも。


先日見た夢のテーマのもう一つが、やはり「自律」、だと思いました。
・・50代くらいの男と若い娘のお話ですが・・
お互いに、全然入り込まない。

一般的に「親しくなる」って、「許しあう」みたいな、感じだと思うんですけど、
そういうのが、依存、とかになるケースが多い。わかってるでしょ、みたいなね。
全く、無い。
確かめ合ったりさえない。

嫌なら、さようなら、我慢なんてしなくていい、
そういう空気が根底にある、・・・自由、なんだけど、
(この年の差、だからね、)
言葉でわかり合えることなんて、大したことはないし、嘘も言えるけど、
信じなくていいけど、
とりあえず話す。

凄い、「読書」と似ています。
こういうスタンス。


自分の「快楽」は自分で探していくしかない

誰かから上手く奪うつもりのものが「快楽」にならない
「快楽」は自分が引き寄せて感じるものなのだ 奪うものではない


そういうことが、解っている人たちなんですよ。
恋愛の駆け引き、とかいうけど、
若しくはだまして、自分の利益だけうまく抽出するとかあるじゃないですか。
人間関係において、そういう「知識」や「恐れ」や「行動」が
身を滅ぼすっていうのは、ある気がする。
純粋に、利益とか追及しないで、っていうことが、実は身を守る。


彼らは凄い、「自分の純粋はどこにある」ということに集中してる。
!依存してる誰かとの関係や、社会的価値のうむ「利益」とかじゃない!

その「純粋な快楽」の中に、お互いが有ります、


ずばっと「利益」を一見はっきりさせている中に
純粋性が有って、関係が成り立っている。


誰かとの純粋な関係は、それぞれの接触する「外部」、のなかで、時々薄れていくのだけど、
最後に戻るところが、「純粋な場」だっていうのは、素晴らしいことです。
それが「お金」や、「依存」「社会的価値」に戻るのが、人生に影を落とす。



この二人の夢の最後・ラストシーン冒頭は、ある南国の空港で、おち合う、という話でした。
若い娘が「外部」を知ったあと、ある空港で迎えに来た男を見つけるシーン。

ああ、ここだ、
そう思うんですよ。

たくさんの人が迎えに来ている騒がしい空港で、その人しか見てなくて、
男は、無表情でこっちを見ているんです。

再会しても、歓迎の言葉すらない。
旅先の南国ですら盛り上がらない!
いつも帰る「純粋の港」なのですね。静寂で、欲望のある。

その後、3つ目の「瞑想シーン」が、出てきます。娘の背中から、カメラが撮る感じ。

そこは、ホテルの窓から見る、エメラルドグリーンの、海だったなあ。
催眠で、ほぼ、海が出てこない飯田にしては珍しくて、びっくりした。

そして、隣に、男がいて、静かーーにただ、二人はソファに座っている。
南国の海なんだけど、凄い静かな雰囲気。


こんな風に、誰かと「瞑想」できる、ってサイコー!!!



この夢をただただ分析していると、村上龍センセくさくて、しょうがないです。
お話自体は、「テニスボーイの憂鬱」くさいし、(あんなにセクシーじゃない)

若い娘が、「隠し立てもしないで淡々と聞く、男からのはっきりとしたお話」
っていうのは、
まるで、私が中学生の時から、龍さんのエッセイでずばっと「本当の話」に触れている、
ああいう感じにそっくりだなあ。

そのエッセイ、「すべての男は消耗品である。」って、成人男子向け、だったわけですが、
龍さんの苛立っている、生き生きとした人生、
うそもへったくれもない語り口、
快楽に走る大人、

そういうのが、飯田のバイタリティーを生んだのは、間違いない。


「♪ハートに隠してる 赤いリンゴをかじって♪」
っていう、玉置さんの歌がありますが
こういう大人って、いなくなったなあ~~って思う。

そういう大人の存在が、子供が将来生きていく力になるんだよね。
名門大学の学歴じゃないのよ。人の人生を将来支えるのはね。
「赤いリンゴ」をかじる、大人の人、です。人生が信用できるちからになるもの。

お金も稼ぎたく無くなるぐらい、バイタリティーが落ちるような事件から人を救うのは、
純粋な「赤いリンゴ」、だと思うなあ。
リンゴ=欲望、ですが
お金で何でも片してきたのが20世紀。
21世紀は、そうはならない。

昨日、20世紀の末ごろに起きた犯罪のTVがやってたけど、
もう、そういう膿は出始めてた。



今日、久しぶりにちゃんとサッカーの試合を見たのだけど(いつもほぼ、BGM状態)
相手チームのフリーキックのキッカーが、一昔前の名手、で、
案の定凄いのが、ゴールに飛んできて、

すれすれで、惜しくもゴールを外した。

大きなお金も動く試合中、だってのに、
凄いニッコニコの笑顔で、それを敵のGKくんは、サムアップで
「素晴らしい!!」って返してるのよ!

名手のキッカーも、「ありがとう!」なんておんなじポーズで返してて、
またこれが、誰にも文句言わせない、
まじりけなしの凄い笑顔で、
いや、実にさわやかで純粋な、素晴らしいシーンだった。

大きなお金がサッカーには絡んでいるわけですが、
彼らは、オーナーからも、誰からも、自律した「サムアップ&笑顔」、だった。


誰にも、何かに触らせてはいけない、
自分だけが信じて、責任を取る、


そういう「心の部分」を持った「自律した大人」だけが、
実は快楽を得られるのではないかと、飯田はそう思います。
(逆のパターンで、苦しむ人が催眠には来るので。)
自律したひとになりましょう、
っていうのが、当療法室のテーマっすね。

あー久しぶりにいいサッカーが止まらない(笑)


「自律」は 「恐れ」ではなく 「幸せ・楽しみ」 に注目した状態、を長く意識すると
やってくると思います!(天使said)ではでは♪