クライアントさんが「こういうことを探って欲しい」
ということより、
特徴的な「体の不具合」「不調」があったら、そっちを探るほうがいいなと思う時があります。

悩みぬいて、自分と向き合ってて、っていう人はいいみたいですが
大体、多くの人が気付いているような「悩み」っていうのは、問題じゃなかったりします。

「小事」

だったりするのです。

やっぱり、催眠でも、私が感じているような答えしか出しません。
カウンセリング<顕在意識の気づき>で、そのような答えは、出てしまうのだから、
催眠の価値は低くなる 
という気がするんですね。
催眠で駄目押しされても、受け止めない人すらいます。そういう方の中には。
執着の高い方に、そういう方もいます。それでは散財だなあと思うんです。

どこかで「逃れたい」と思っている問題があっても
逃げるとか 目をそらして耐えてきてしまった
そういうことを 何度か繰り返してきたがために
うまく直視を回避する「自然な流れ」が出来ていて
当たり障りのないことしか見ようと、探ろうとしない

その点、「体の不調」から探った催眠は、深い気がします。
心が、重積して、細胞の中に固まっていますから

目を見開かされます。

病気や不調は ものを言います。

もちろん、同意のもとで催眠するので、私はお勧めはするのですが、同意に至らないことも多いです。

また、私も医療関係者ではないので、治すというようなことは保証できませんし。
・・・っていうか、病院でも、病気って、治ってないよね~~!

ご本人が、「治したい」ってやはり思ってこないと、病院も催眠もダメだということだと思います。 

家庭の問題にしても
人生の問題にしても

大事なところをブレイクしようとしないし、
そんなことできないと思っている人がいますが

目を逸らすか 悪態をつくか(攻撃に走るか)

どちらも解決したりは無いんですよね。自分が、弱るか病気になるかです。
そして、本人が「傷」って思ってることが、傷じゃないことは多い。
気付いている「傷」と思われているものは、まるでネガティブな甘えを助長するかのように存在している気がします。

本当に、そういうものこそ「低級霊」だと思う。
だって、実際、催眠で理由探ると、そこじゃないことばっかりだし、勇気をもって探ったら解放する人ばかりだし!

「鳥の視線で悩みや人生を見よ」、なんて天外伺朗さんが言ってるみたいですが
それも本当にそうだし、

苦難や厄介ごととは
「いい距離感を保ちなさい」

とお勧めしたいですね。いい距離を保ってるうちに、それが困難ではなかったことに気付く人もいるのかもしれないなあ。

離れず、近寄り過ぎてわけわかんなくなるのもダメ、ってことだと思います。
直視しよ、いつも正面から勇敢に立ち向かえとは 思いません。
OKともNOとも言わないで、いい距離で存在すればいいのだ。

カウンセラーの人とかで、いい仕事をしてる人ならわかると思うけど
クライアントに同情したり、また、突き放すのもダメなんですよ。
きちんといい距離感で、冷静に接して、与えるものだけを与える、

大体弱っている人とかは、味方になって欲しいとばかりに同意を求めてきたりとかするのですが
その流れに乗ったらアウトです。
こう着状態にGOサイン出すようなことは、少なくとも私はしたくない。

美輪明宏が、「人付き合いは腹6分」といいますが
そうだなあって思います。
遠巻きに、ぴかーっと、太陽みたいに光ってるのがいいんでしょうね。

困難に、目を逸らしている人にも、ちらちらと何かを探るってことをして欲しい気がします。いい距離間を、保ってほしいと思うのです。
恐れず、無視するのではなく。

目そらし癖に気付いていたら、そこを催眠で探るのもいい方法かと思います。

過去は消えない 人は変わらない

とか 結構刷り込んでる人は、 催眠界でも多い。多いです。

「変容」に対する恐怖
ってことらしいんですけど

人は変わって成長していってナンボ、なんだと
私は思うのですね。しかも、結果オーライでしかないし。

変化は、あほのようにラクだったりするのです。
あなたを利用している人が、低級霊みたいに、変化を怖いことだと刷り込んでるだけってケースは多い。

あと、そういう人が、お勉強すれば何とかなるとばかりにやってはいるが、そのことで解決してない人も多い。 まあ、末には騙されてる。そういう人は。
同じ方面でしか勉強してなかったりして、結果も出せない
・・・お勉強も、すればいいってものではない。

資格が多いとかでも、使えてなかったら、意味がない。
不安で学び続けてるみたいな節がある。
不安なのを見抜かれて騙されてるんだけどね。多分。

誰のどういう目的のために、学ぶか、そしてその人たちにどう伝えるか
ってことは、考えて学ばないとなあ。
考えられない人は、インナーチャイルドが暴れてるんですけどね。
資格を生かす仕事はしかし、自分の我儘を出す場所ではないから。

飯田だって、少なくとも「過去が、解放できるって大きい!」とは思いながら、資格は取ってましたよ。金とか名誉とか不安回避の為じゃなかった。

資格マニアみたいなひとはいっぱいいる。
弱気になると、何処までも、不幸はやってくるんですよ。

何人かそういう人を知ってるけど
催眠的には、年齢退行を、もっとすべきだよね、って思うのですけど
本人たちは、傷を大事にしたがるみたいだ。変化が怖くてしょうがない。

そして私はやはり最終的に、傷を大事にするタイプの人は、好きにはなれない。
目を逸らしていることを自然にしてしまった人が、いい人でも、好きにはなれない。

神様もため息をついてる。

過去に注目し、囚われてると、人生のヨロコビは逃げていくし、小さく終わる。

そして最終的に、体が叫ぶ。
体というものは正直だ。
体は神が与えてくれたものなんだから、大事にしたい。
体を大事にするということは、心を解放して生きるっていうことだと思う。

だから健康には価値がある、そう思うこの頃です。