Holy sight(聖なる光景)、という歌詞で始まる、歌のサビの直前の言葉、
「今日のことは覚えていよう」

「The Best Day of My Life」 という題の歌なのだけど、
最近まるでメッセージのように頭の中に流れている。
このお歌の中に、、
本当は「いつもの景色も、昨日までとはすこしづつ違う」、という歌詞が出てくるが、
実際、こんなことをいつも忘れないで生きているって、出来ているだろうか?って思う。


忙しさに紛れ、先の未来を不安に感じ、過去の結果から物事に執着し

今食べているものの味を十分に味わうこともなく
景色の微細な移ろいに気づくこともなく

ただ時間を過ごすことも多い気がする。

きちんと「今日のことは覚えていよう」、とするならば
「昨日までとはすこしづつ違う」風景を、「聖なる光景」と思って、
観ていなくてはならない気がする。


リラックスと共に、時間を過ごして、生きたら、
そういうことが自然と、出来てくる。
いつも時間が、密度が濃く、至福になってくる。

でも、人間は景色と共に変化し、また「昨日までとは違う」自分なんだろう。
移ろいやすい。瞬間的に、変化している。

足元ばかり見て、危険を察知しながら歩くより、
何を踏んでもいいや、つまづいてもいい、
美しい木々や、空や、風を感じよう・・・


今日熱田神宮を参拝し、散策しながら、そんなことをまた考えた。

上を向くと、大きな風がうねって、木々を揺らした。

風って、神様なんですよね。


今見ているのは、みんな「Holy Sight」、
こころから穏やかで、自分にとっては価値のある、光景なんだ・・・



この歌をよく聞いていたころは、毎日密度が濃かった。
音楽は、催眠の一つだから、皆ナツメロに執着するんですよね。
私は景色の違いを思い知ると、充実していた日々を思い出す。この歌と共に。

今日のことは、ずっと覚えていよう、

これを実行していると、天然催眠・瞑想状態なんですね。
いつもの景色は、いつも移ろっていて、でもいつも至福状態なんだろうな。
しかし素晴らしい歌詞だ・・・

Very Best Day 、 THE DAY、毎日がそんな日になればただ、いいよね。