私はオノ・ヨーコさんによく助けられている。
若いころ読んだ「ただの私」はまだ手元にあるし、
家族が急死したあと、心に初めて入ってきた言葉が、ある雑誌での、オノ・ヨーコさんの言葉だった。
「私は、ジョンに何度も助けられた(死んだ後も、彼女を守ったという話です)」
正直この言葉だけを信じて、立ち直ったといっても過言ではない。

たしか幻冬舎からでている「いまあなたに伝えたいこと」っていう本も好きでもっている。
彼女の言葉は、メッセージだって思って読んでいる。

この本には、講演会のような場所で、参加者の一人の家族が癌宣告されたばかりと聞いて、
皆でまるで「集団遠隔操作」のようなことをして、効果があった話や、
素敵な話がいっぱい書いてある。

その中の一つのお話がとても印象に残っている。

彼女は、あの、「世界のジョン・レノン」が亡くなった際、最も集中砲火を浴びた人だろう。
そして、彼女は加害者ではなく、もっとも辛い被害者でもあった。

それは、もう、凄かったんだとヨーコさんは言っている。

自分が、このままでは壊れてしまう、

そう思ったそうです。
そうだよね。
そして、一番の彼女の理解者であり、ボディーガードはあの世に行ってしまったばかりだしね・・・ 私とはスケールが違う、つらい状況だっただろう。

・・・こんな時、皆さんならどうするでしょうか。
やはり、私なら逃げる、耳栓する、引きこもる、・・・ですね。
もちろんヨーコさんも、やってたことでしょう。

このままでは壊れてしまうほどの攻撃

そんな場は、社会のあらゆる場で、ありますね。
悲しいことだが・・・

これを避ける方法を、ヨーコさんは、まさに、潜在意識(心、ね)の奥底から、ひっぱり出して、実践してたのです。

他人からの攻撃を避けるには、止めさせるには「攻撃相手の幸せを祈ってしまう!」
そう、ヨーコさんは言っています。
これで、ハートブレイクを避けたって言ってたけど、・・・凄いよね、まさに、「天然ヒプノ」ってやつです。

実際、しばらく後に、事態は収束したそうです。
まさに、「美しくて正しいことをすれば願いが早く叶う」。

誰々さんが、幸せになりますように!!・・・それを、寝る前に、ベッドで唱えたそうですが、
これもまさに、天然催眠状態での暗示療法ですよ・・。すばらしい。

批判に明け暮れて、誰のことも考えてないような人って、、が足りないんだと思う。
だから、ああいうことができるんだと。
傷つきたくなくて、感覚麻痺させてるか攻撃してるか心にがっちりフタしてるから、
他人のことが入ってこないのではないかと思います。

だから、ヨーコさんは、愛を送った、相殺された、ですね。うーん正しい。

ヒプノセラピーの、退行療法でも、・・例えば私などは母親からの虐待があったわけですが、
そういう母親の過去に戻って、世界を見てみると、やはり愛が足りてない。

そこに、「ヘルプ」を入れる想像をするわけですが、それって、私的には「虐待を受けた相手を助ける」という、想像なんですよ。
攻撃を受けた相手の幸せを促す行為、です。

似てますでしょ?? 愛しちゃえば、自分が癒されて、幸せになれるんです。

よく、「相手の立場や目線になって、物事を考えなさい」などと言いますが、
攻撃をうけたら、自分のメンテが優先だし、それはとてもたやすいものではないはずです。

ヒプノでは、そういうことは非常に簡単にできて、さらにとても心が納得するんですね。

いじめる人は、愛が足りないのよ
そんなことを、「頭(顕在意識)」でわかろうとしても、認知しても、何もなりません。
出来たとしても、自分が我慢する、ということは、病気が発生したりとか、
誰か、何かが死ぬんです。 

ネガティブな出来事に、犠牲者を出す必要は、無いはずです。
誰だって間違うのだから。
受けたショックを早く消してしまえば、また相手にも自分にも、違った未来が来るはずです。
人は影響し合っているのだから。

催眠状態できちんと「心(潜在意識)」で感じたら、早いし、深く理解できるんです。

この差は、本当に大きいです。

催眠の話の際にはこの、「心と頭」の話は欠かせないのですが、
この知識だけあるのとないのでは、世界が違って見えます。

ね。 これは、使えます(笑)
自分を守る、正しい方法byオノ・ヨーコ、是非活用してくださいね!