日本には3000社以上の100年企業がある。
今回は、岐阜県にある
株式会社 ナベヤ
設立はなんと永禄3年。
桶狭間の戦いがあった1560年だ。
設立当所は屋号の通り
鍋の修復をしていたそう。
時代の変遷を経て、その高い技術力で
多くの鋳物製品を扱い現在は
「治具」をメインに扱う会社へと変化した。
そのナベヤさん。
明治以降は、新しい考えや風を取り入れるために
婿養子を積極的に迎えたそうだ。
その数、二代に一人。
かくいう、現在の社長も婿養子である。
その、現社長を迎える際に会長が言った一言が
君の好きにしなさい。
しかし、家訓は守るように。
その家訓は
・投機的な事には手をつけるな(本業に専念せよ)
・政治に口を出すな
ということだそうだ。
やはり、本業に専念すべし。
というのは多くの100年企業に共通しているものだと考えられる。
そして、私が着目したいのは婿養子を迎えることだ。
100年企業を研究されている後藤俊夫先生は
100年企業のほとんどが、ファミリー企業である。
良くも悪くもファミリー企業が100年企業の存続に関わっている。
そうおっしゃる。
つまり、ファミリーが会社を私物化した時から
100年企業とは言え、衰退の一途をたどる。
そして、ファミリー企業が監視を行いながらも
家訓や理念を守り、優秀な番頭さんや人材に委任することで
100年以上も栄えている企業も多くあるそうだ。
結局のところ、企業は人。
人財とはよく言ったもので、企業を永続発展させるには
人こそが何よりも重要なのだ。
そして、その人を育てる社風(家訓、理念)が必要だ。
100年企業には100年続く理由がある。
段々とではあるが、それらを解明して
ご紹介していきたいと思っている。