『午前四時の殺意』著・平山瑞穂


ついさっき読み終えました

この著者の他の作品では、著作一覧を見たところ
『マザー』と『妻を譲らば』
っうのを読んだ記憶が…内容は薄っすらとしか残ってませんが 😅

元々のタイトルは『バタフライ』だったらしく、これは俗に言う
"Butterfly Effect''(ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすか?)
からインスパイアされたもので、実際にこの単行本の見開きにも、この一文が記載されてますね

個人的には、''Butterfly Effect''の知識は同名の映画作品から

でまぁ、ネタバレしないようにプロットには触れませんけど、とにかく冒頭部は登場人物ごと(と、時間経過)の視点による''章''で区切らられながら進み、正直、とっ散らかってて結構読み進めるのがしんどかったです 😑

まぁ、''伏線回収''じゃないですが
「一見別々に見える各人の日常の描写が、知らん間にリンクしてくんだろうなぁ」
と 🤔
っうのは、その''バタフライ''からも薄々予想が付いてたのもあって、各章の主人公(視点主)以外の登場人物(名前)に、他の章では主人公として描写される人物(らしきの)を見つける作業に入ってしまい、本筋がぼやけ始めてしまうっう悪循環に 😫
例えば
「"咳をしてる子供?"…ん?前に居たな…」
みたいなね

あとは、チトばかしネタバレ承知で…
「"教員職を定年退職して、妻を亡くした後、独りで暮らす老人"のストーリー展開上での存在意義は何?」
なんて考えだすと、途中そーとーダルい気分に 😑
しかも良くありがちな''ジェネレーションギャップへの嘆き''に、''元教員''っう経歴も重なり、その愚痴のステレオタイプぶりとかがね 🤷‍♂️
でも!?
実は、読み終えてみると、この老人の所作や思考部分が、何気に効いて来るんですよねぇ~
って、それは私自身がもうそれなりの''高齢者''だからでしょう 😅

でまぁ、とっ散らかってたのが、何となく回収され(たような錯覚?)、何となく丸く収まり、何となくハッピーエンドを匂わせつつも、結局
''呪い''
って事で納得する中学生なんてアリなの? 😂

ダニのようなクソ中年チンビラの最期は、爽快以外の何物でもないのは言うまでもないのですが、(あともう一人、イカれきったセクハラ・モラハラのクソ上司の顛末も見たかった)、余りにも最終的に
ご都合主義
になってない?🤔

ただね…
私自身が
勧善懲悪
なプロットに弱いんですよねぇ
っうか、基本的に皆、そう?😆
実に分かりやすい、「水戸黄門」「遠山の金さん」世代なんですよね 😅

この小説、プロットには昨今の社会が抱える問題を散りばめつつも、根底にあるのは、シンプルに''勧善懲悪''な、作品じゃん 🤗
で、この機にチト調べてみましたら、著者の平山氏というのは、私と同い歳…あと、名前から「女性かな?」と思ったら男性でした

そりゃ、底辺に流れるモンが近くて当然? 😆

「タイトル」に惑わされた? 
いや、それは自分の勝手な思い込み 😅
うーん…終わってみればベタな作品でしたかね
でも、全然嫌いじゃないです 🙂‍↕️

でですね…
もう一つ、オチ(?)がありまして、ちょうど話の中盤辺りでしょうか?主人公の1人の女子中学生が''呪い''のくだりを語り始める場面を読み進めてましたら…


ん?


偶然なのか?押し花?が挟まってました 😲

うーん…意図的にここに? 🤔
あっ!''呪い''とは言っても、実際全然ホラーな要素のある展開では無いんで、逆にこの''押し花''に気付いた時にはホッコリしちゃいましたからね
からっからに乾いた''虫''とかだったら、そーとー嫌な気分になったでしょうが 😫

とまぁ、何とも不思議な所感を抱く結果となった今回の読書でしたとさ



おしまい