北川慧一】パナソニックが、インターネットなどで集めた大量の情報「ビッグデータ」を活用する「クラウドサービス」に本腰を入れる. 来年1月には法人向け事業の新会社をつくる. 小売業のマーケティングや教育機関の学習支援といった分野で情報を解析し、製品だけでなく、サービスも「合わせ技」で売り込む. 新会社は250人規模で始め、2016年度までに通信系事業の技術者らを配置転換して1千人規模にする. パナソニックは8月に国内の個人向けスマートフォン生産を終えており、人員を成長分野に移す. 重点分野には教育、セキュリティーなどを掲げる. 教育では学習塾向けにソフトやシステムを開発し、学生や生徒らのパソコンやタブレット端末に問題などを配信. 個々の習熟度を把握しつつ、多くのデータから傾向を探り、最適な学習法を提供することを考えている. セキュリティーでは情報端末の状態を調べて対策を企業向けに提供する.