効果を実感できるということ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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この木製プレートは日本語訳を間違えていて
「10年」ではなく「10回」なのですがね。(笑)




In 10 sessions you will feel difference,
In 20 sessions you will see difference, and
In 30 sessions you will have a whole new body.


英語に長けた方なら
この言葉のニュアンスを
自然と理解できるのでしょうが


私は英語は全くダメなので
自分がこれまでお客様とご一緒してきた
経験的な感覚を言葉の意味と照合しながら
理解しようとするならば...


differenceは「違い、相違、差、差異」なので
10回で、始める前との違いや差を「感じる」
というのは私の経験的にもしっくりきます。


seeは「(視覚に映るの意で)見る」なので
20回で違いや差が「目に見える」形に
表れてくる、という感じでしょうか。


そして
a whole new body なんですけど


似たような表現で
ディズニー映画『アラジン』の
『A Whole New Would』という歌詞は
「新しい世界のすべて」
ㅤ→「いままで見たことがない世界」
という日本語訳になっているので
それと同じようなニュアンスで捉えると
ピラティス30回でどんな成果が得られるか
のイメージが伝わるかもしれませんね。


これはこちらのページ を
参照させていただいたのですが
wholeという言葉のルーツが
healと同じであるというところにも
ピラティス30回で得られる効果の意味を
感じ取ることができますよね。



なのでね
これをもっとくだけた言葉で表すと


ピラティスを30回すれば
身体はまるっといい感じになる


みたいな感じかな、と。ウインク


この「まるっと」の中身はね
骨格や筋肉などの身体構造だけでなく
脳の構造的変化も含まれるのだろうな、と
まだまだ浅い知識ながら脳神経科学の学びから
感じ取っていたりする次第です。


例えば今日はオンラインで
プライベートセッションだったのですが


週イチペースでピラティスを
続けてくださっているお客様が


「股関節が以前に比べて開きやすい」
「たぶん前は全身がギュッと縮こまってた」


と、ご自身でご自身の状態を
フィードバックできるようになられていて


こういう変化もピラティスでは
よく起こるのです。


10回目くらいまでは
インストラクターに言われることに
「よく分からない」という反応を
返されるお客様が大半です。


それが10回目を過ぎたあたりから
「なんとなく分かってきたかも」
に変わる感じがする。


この「分かってきたかも」に至るまでに
ピラティスをやめてしまうのは
本当に本当にもったいないのです。


脳は〝新しいこと〟に対して
〝異質なもの〟と捉えて
ネガティブな反応を示しやすい。


だから
手っ取り早く分かりやすいこと
につい飛び付いてしまいがちなんですけど


本当に本当の意味で「変わりたい」のなら
10回まではネガティブな反応もやむなし
と捉えて続けてみることをおすすめします。


効果を実感できるようになるのは
たぶんそんな脳構造の変化が起こってから
なのではないかと思います。


つまり
効果を実感できるということ
もまたピラティスの成果なんですよね。




 

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