Well-beingであることで創られていく未来 | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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ピラティスインストラクターとして
お客様のお身体を見させていただいていると
個別化して見ることは当たり前のことだし
先日開催した強み理論を始めとする
エスモーズセミナーの講師をしていても
必ずその前提として個別化があります。


近年インプットしている
脳神経科学からの学びを通じて
さらに深く自分の中に
落とし込まれているので
私の中ではもはやデフォルトですが
それはまだ世間のスタンダードではなく。


でも、これからの時代は個別化の視点を
持つか持たないかで道が大きく分かれて
いくような気がしています。


この世に生まれ落ちた全ての子どもは
「その子らしさのかたまり」で
自分らしく在ることふるまうこと
自分の欲求に忠実であることが
当たり前に許される存在だったはず。


それが「許されないもの」となっていくのは
自分よりも社会を上に置いてしまうことから
始まっていくのではないかと思います。





可能性を否定し
足を引っ張ろうとする子たちは
可能性を否定する言葉を浴びて
育ったのかもしれないな
と、ふと思いました。

夢や希望に向かう矢印を
なんとかしてへし折ろうと
あれやこれやと仕掛けてくるのは
自分の人生を更に否定されたような
気持ちになるからなのかも。

そして、本当は誰よりも夢が見たくて
希望を持ちたくてたまらないから
それをまっすぐ体現してる(できる)子を
うとましく感じてしまうのだろう。

昨夜ぐうぜん植松努さんが
ゲストトークされている番組を観ました。


すべての子どもたちの中に
当たり前にあったであろう
まっすぐな矢印のベクトルを
歪めてしまうのは大人たち
なのかもしれません。

だけど
まっすぐな矢印を
まっすぐなままに育めるのも
私たち大人なはず。


親として
大人として
いまできること
いますべきことを
考えても考えても答えが出ません。

だからひとまず
自分がまっすぐな矢印を
まっすぐ未来に向ける姿を
体現して見せる。

それが大切かな、と思っています。

どうかみんなが
まっすぐな自分のまま
安心して進んでいけるセカイが
この先の未来のデフォルトでありますように。

それは
私たちひとりひとりが
Well-beingであること、の結果
創られていく未来なのだろうな
と思うのです。


 

人間が自分自身を知らないことは
体と心の働きにとっても有害であり
ゆっくりと、しかし着実に
モラルが低下していく。
その結果、不正、不道徳がはびこり
自分と周囲の人々に対する責任感が低下し

同時に理想や倫理的教養が失われる。
 


これはジョセフ・ピラティスさんの著書
『YOUR HEALTH』の中の一節。

ピラティスを通じて
未来のために貢献できること
まだまだ沢山ありそうです。