「いつも」に「新しい刺激」をプラスONしてみよう | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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今日はティップネス鴨居店で
マットピラティスの代行レッスンでした。


朝イチ10時からのレッスンは満員で
こんなにたくさんのお客様が
日常の中にピラティスを
取り入れてくださっているという現実が
フィットネスクラブにおける
ピラティスの存在意義、存在価値
なんじゃないかしらって思いました。


このクラスをいつもレギュラーで
担当されている先生から
昨晩メッセージをいただきました。
普段はこんなふうにしてますよーっていう
事前情報をお知らせくださったので
とっても有り難かったです。


今日はそれをふまえつつも
せっかくなので「新しい刺激」も
ということで、ミニボールと
ハーフのストレッチポールを1つだけ
ご用意いただくスタイルで。
「え?1本でいいの?」
とお客様が不思議そうなお顔をされたのは
通常ハーフポールは2本組み合わせるのが
スタンダードな使い方だから。


はい、今日はあえて1本で。ニコ
あんなふうにも使えるんだなーって
それだけでも1つ知覚が広がりますね。


たぶん「新しい刺激」はそれだけじゃなくて。
それは同じピラティスでも
指導するインストラクターによって
お客様の導き方(リード、説明、お声がけ)
アプローチの仕方が違っているのは
当然だったりするから。


心も体も「慣れ」って安心感の源だけど
同時に成長を止めてしまう要因にも
なりかねなかったりするんですよね。


だから、たまに
「新しい刺激」を入れてあげる。
これ、おすすめです。


代行の先生のクラスも受けてみる。
違う先生のレッスンにも行ってみる。


フィットネス歴が長くなると
そういうことをあまりしなくなるし
最近ではクラブのスケジュールって
先生の変更など大きなリニューアルは
少なくなっていたりもするので
たまにいつもと違う行動を取ってみると
新たな気付きが得られたりするものです。


今日の代行レッスンは
30分の短いクラスだったんですけど
レッスン終了後にお客様をお見送りして
スタジオを片付けてから廊下に出たら
ロッカー前でお客様が待っていてくださって。


「今日のレッスン凄く勉強になりました!」
「呼吸でお腹を使う感覚が初めて分かった」
「坐骨で座るコツを初めて掴めた」と
レッスンでの気付きをいろいろと
とても嬉しそうに教えてくださったんです。


もちろん私たちインストラクターは
いつも、どんなときも、お客様に
そんな実感を得ていただけるように
エクササイズをチョイスするし
ナビゲーションしています。


でも、お客様ご自身が
「掴めた」と感じるタイミングは
お客様によってそれぞれ違います。


そこには
お客様の「受けとる力」も関与するし
いつもの「積み重ね」があってこそ
とも言えますし。


そこに「新しい刺激」をプラスONしたことが
次のステップへと進む「きっかけ」に
なったりするものだから


私の代行レッスンがお客様にとっての
そんなきっかけになれたことを
すごく嬉しく思ったし


「いつも」の私のレギュラーレッスンでも
「いつも」ご一緒している私のお客様に
「新しい刺激」をプラスONできるよう
自分をアップデートし続けたいなと思ったし


そのためには私自身にも
「新しい刺激」を与えてあげることが
もっともっと必要だなと思いました。


さて、午後は「いつも」の三軒茶屋。
今日はレッスンにどんな「新しい刺激」を
取り入れてみようかな?ニコ