体裁を整える | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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先日えのすいに行ったとき、江ノ島で生しらす丼をいただきました。
そして昨夜は晩ごはんづくりを手抜きしてサーモンいくら丼でした。


昨夜、私が用意したサーモンいくら丼を食べていたとき、
夫がこんなことを言いました。


「なんで人が盛り付けた海鮮丼は美味いんだろう?」


我が家は夫がシフト制勤務のため、遅番の日は先に寝ます。
そんなとき彼はひとりで晩ごはんを用意して食べる。
例えば海鮮丼の日は、私が用意しておいたお刺身や薬味を
冷蔵庫から取り出して、ごはんの上に自分で盛り付ける。


そんな自分で用意した日の海鮮丼は、
ただ、ごはんの上にお刺身を乗っけただけ、
って感じになって、味がまとまらないんだそうです。


それはきっと、お刺身とごはんの量のバランスだったり、
盛り付けのセンスだったりするんだろうねー、なんて話していたのですが、
「そういえば由美はビュッフェ形式のときもバランスよく盛り付けるよな」
と夫に言われまして。
そういえばそうかも、って自分では初めて意識しました。


たぶん私は「見た感じ」が整っていることが好きなんです。
昔から資料とかレジュメとかマニュアルなんかを作るときも、
体裁を整えることにはこだわりが強いほうで、
見やすい=分かりやすい、と言っていただけることが多い。


【体裁を整える】の意味を調べてみると、
外見がよく見えるように繕うさま、
内容は差し置いて外面を気にかける様子、
というようなことが書いてあって、
どちらかというと、見た目だけで中身がない、みたいな
ネガティブな意味合いで使われることのほうが多い。


だけど、 海鮮丼をセンスよく盛り付けることによって味がまとまる、
みたいなことは、他の場面でもたくさんあるんじゃないかなー。


体裁を整えることと中身を整えることは、
どちらも同じように大事なことのような気がしました。