私のピラティス道 ~第13話・自覚~ | 呼吸からはじめるピラティスライフ

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 第1話 
ルーツ  | 第2話 はじまり  | 第3話 最初の試練  | 第4話 挫折寸前  | 第5話 ボロボロなカラダ  | 第6話 カラダが教えてくれたこと  |第7話 出会い  |   第8話  劣等生  |  第9話  苦手意識を克服せよ   |   第10話  ピラティスインストラクターになりたい  |  第11話  新たな目標  |  第12話  叶った夢と現実と  |  第13話  自覚  (この記事)




しかく 逃げ道

ビーキューブで活動していたインストラクターたちの集まりの最中、
「ピラティスインストラクターとして私はまだまだ全然ダメ」
と、自分を卑下するような発言をしてしまった私。
ほんとに軽い気持ちでしてしまった発言だったのですが・・・


「そんなこと言われたら、由美先生を採用した僕はどうなるんですか!」
wataru先生のそんな一言にハッとしました。


知識が足りない、技術が未熟、という自己評価は、
結局のところ自分を甘やかすための「逃げ道」だったんだ、
ということに、ようやく気付くことができたんです。


自分の「自覚のなさ」を大いに恥じました。




しかく 自覚

ようやく大切なことに気付くことができた私は、
「ダメな自分」という甘えたポジションからの脱出を決意しました。


それからはインストラクターとして働きながら、
STOTT PILATESのトレーニングコースを受講、
数年かけて全過程を修了しました。


 wataru先生& ICCB同期のみなさんと。


その後もスタジオ ビーキューブ在職中は
STOTT PILATESのコース以外にも
本当に多くのことを学ばせていただき、
たくさんの貴重な経験を積ませていただきました。


研修などの学びの機会はもちろんですが、
なんといってもビーキューブのお客様と
ピラティスをご一緒させていただいた経験こそが
なにより私を成長させてくれたと思っています。


約4年間の在職中、長くご一緒させていただいたお客様も多く、
最後のセッションの日にお客様からいただいたお手紙は
いまでも私の大切な大切な宝物です。


娘が小学校入学を迎えることなどの様々な事情から
ビーキューブを離れることになってしまいましたが、
ピラティスインストラクターとしてのファーストステップを
恵まれた環境の中で過ごさせていただけたことは
本当に有難いことだったなぁと感じています。