2月のある夜に同窓会に参加した
途中で道に迷って少し遅れて到着
10人の集まりで、すぐるはすでに可愛い(可愛かった?)女子の隣にいた
ひげを生やして髪も白くなっていたけど、きりっとした顔立ちとつるつるの肌は少しも変わってない
すぐるのことは以前記事にしたことがある
中学校の帰国子女仲間で、顔良し、スペックよし、そのへんに転がってるアラフィフのおじさんたちとは格が違う
港区在住ではないけど、見た目も学歴も職歴もまさに港区男子だ
すぐるとその女子が目の前にいたのでしばらくして別の席へ移動
20年ぶりに会う友人もいて楽しかった
以前ならすぐるのことを気にしていたに違いない私だがアラフィフになって、もう彼に憧れる気持ちはない
自分の好みも変わった
今は髙川さんのような80%強気だけど20%の弱さがある、人間臭いそんな男が好きだ
すぐるのようにすべてに恵まれて、すべてを手に入れて、鈍感力を武器にしている男にはもう興味が持てない
店を出ると外はぱらぱらと雪が降り始めていた
「寒くないか?」すっと隣にきたすぐるが私の手を握った
その手は大きく温かい
2軒目はちょっとおしゃれなバーへ行く
そこでは友人の一人が中心になって海外駐在員時代の話をしていたが、私は隣に座ったすぐるに家庭の話を聞かされていた
奥さんが総菜ばかりで子どものご飯を作らない、だから自分はいっさい家でご飯をたべないから子供たちの食事だけはしっかり作ってくれとお願いした、という内容だったかと思う
なんでバーでその話?自分が作ればいいじゃんと思ったが笑顔をでうなづく
そのあとバレンタインの話になって当時モテモテだった男性がホワイトデーのお返しを親に頼んでいたが毎回大量で文句を言われたという秘話を披露
すぐるが「お前はいつも俺だけだったもんな」と私の顔を覗き込む
え??私はリアクションに困る
まあ、いいや
男はみんな馬鹿で単純で可愛い
それでいい