S15シルビア改 作業工程(写真多いですよ!)
こんばんは。 ありんこです。
今朝は長男の幼稚園卒業式でした。
今期でこの園舎は耐震問題の為、取り壊しになるので、この園舎では最後の卒業生になります。
いやぁ~、涙堪えるのに必死でした…
さてさて、S15シルビア改の作業工程を説明していきます。
リヤバンパーを外した所です。
内部にも損傷がみられます。
鈑金後、パテを使用して直していきます。
次に、リヤバンパーです。
まずは裏から。
裂けてる部分を大きめに削って、FRP樹脂とガラスソフトマットを使用して補修していきます。
段差ができないように、きちんと合わせて固定します。
固まったら、表側にとりかかります。
全体にクラック(ヒビ割れ)が発生しており、その箇所を削っていきます。
純正バンパーの素材(PP)では、塗膜だけヒビが発生しても、PP素材にはヒビが及んでいない事が多いですが、今回のようなFRP樹脂では、塗膜だけでなく、FRP樹脂にまでヒビがきている事がほとんどです。
これは、塗膜を削ってFRP樹脂が見えていますが、しま模様に白く線が入っているのが見えますでしょうか?
これが、クラック(ヒビ)です。
この場合の適切な処理というのが、このクラック部分に、FRP樹脂を流し込むという事です。
パテでも埋まりますが、後々ヒビ割れてくる可能性があります。
こちらは割れていた周りにも、クラックが多数見られます。
すべてFRP樹脂を流し込んで直していきます。
他の部分にFRP樹脂が流れ込まないように、紙を貼ります。
損傷の激しい所はガラスソフトマットとFRP樹脂を使用し、クラックのみの所はFRP樹脂をハケで塗りこんでいきます。
固まったら、何度も型合わせをしながら、パテで整形していきます。
こちらは事故とは関係ない、左サイドスポイラーです。
一緒に直していきます。
パテが終わると、サフェーサー塗装です。
紙ペーパーで研いだ後、塗装に入ります。
まずは、リヤバンパーから。
はい、バッチリです!
続いて、ボディー塗装ですが、リヤまわりをぐるっと塗ります。
ナゼかといいますと、この車は一度全塗装されており、部分部分で色が若干異なっています。
なので、バンパーが付くまわりの部分全てに、ボカシ塗装をさせてもらいました。
塗ってからバンパーを付けて、右は色が合ってるけど、左はちょっと色が合ってないなんて事にならないようにです。
そんなこんなで、塗装終了ーーーー!
組み付けて、磨いて、最終チェックして、リヤナンバーを再交付したので、封印所へ再封印に走って、完成です!!!
いやぁ~、手間隙かなりかかりました。
我々の仕事は、事故前の状態に、限りなく戻す(直す)事です。
その為には手間は当然惜しみません。
お客様の期待通りの仕事をお約束します!!!!。
また、予算が無いという方の為の、中古パーツ使用や、作業の簡素化等の、リーズナブルな修理方法もございますので、ぜひご相談下さい!!!!
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和歌山県橋本市の車屋さん
自動車 事故修理 キズ へこみ 鈑金(板金)塗装なら
相互鈑金(福井自動車内) 有本順一
℡ 0736-32-0278 鈑金担当 有本(アリモト)まで
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